今日もひたすらちくちくと。

こんにちは。あなごです。
今回は多趣味な私の趣味のひとつ、刺し子の話でも。

刺し子。
晒しの布巾に色糸で模様を刺し、丈夫な布巾に仕立てる日本の手芸です。たぶん、あんまりやっている人は少ないです。なぜなら手芸屋さんの専用コーナーがとっても小さいから。需要が…。

私が刺し子を始めたのは、あのコロナ禍直前のこと。たまたま中学生の家庭科で作った刺し子布巾が出てきて、使ってみたのが始まりでした。

水分もよく吸うし、カラフルでかわいい、乾きも早い。よしちょっと作ってみる?あったら使うでしょと。

まずはすでに布に図柄が入ってるものを刺してみる。2枚くらい刺したところで、いちばん詳しく書いてあった刺し子の手芸本を買って「ここに乗ってるやつを前から順に全部刺してみよう」と決め、ドラッグストアで晒を買って仕立てと図案写しをし、刺してみる。1人刺し子教室みたいなことを始めました。

そんな中、世の中がコロナで大変なことになり、当時小学生の息子は度重なる長期休校、夫は連日在宅勤務という家族全員が家にいつもいるようになりました。
息子がリビングでリモート中静かにしなければいけない時、音の立たない縫い物はちょうど良く。昼食やコーヒーなど頼まれた時にも、作業中断しやすいので「今いいところなのに!」とイライラしないで済む。針と糸と布さえあればどこでもできる、状況にもぴったりのありがたい趣味になったのでした。

その後、本に載っていた模様はすべて刺し終え、今は一目刺し中心でちくちく刺しています。糸や布、道具もずいぶん増えて、布巾以外にも何か作ってみようと計画中です。

今度はどんな模様にしようか、糸の色は何色にしようか、毎回楽しく悩みながら今日もちくちく刺しています。

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