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お受験で学校説明会に来ていく服装はどうするべきか?

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事は、お受験における学校説明会に来ていく服装についてです。特に6月くらいから開始されるリアルな私立小学校の学校説明会に行く際にどのような服装で行くのが良いのか、色々と整理しながら考えて行きたいと思います。
どういうメリットとデメリットがあるのかを整理しながら
皆さんの参考になれば嬉しいです。


以前、学校説明会についての記事を書きました。
私が最初に行った学校説明会は、早稲田実業学校の初等部の説明会でした。確か6月末の蒸し暑くなってきた頃だと思います。それから3か月で10校ほど、ほぼ毎週のように学校説明会を巡りましたが、その中で気付いたのが学校説明会に来ていく服装についてです。

まず私が違和感を感じたのが説明会に来ている親御さんの服装の画一性でした。自分も含めて皆さんスーツ。しかも揃って同じ紺色の上下。
7月、8月、9月で本当に暑いのに、みなさん同じように

①白いシャツ
②単色もしくは無難な柄のネクタイ
③濃いめ(というか濃紺)の色のスーツ。
④黒い靴。

リクルートスーツかと見紛うばかりの同じ格好です。いや実際にはリクルートスーツとは全然違って伊勢丹とかの高級デパートで購入されたと思しき高級なスーツなのだと思いますがとにかく同じに見えます。

これには本当に参りました。。。私も妻に「白いシャツに紺のスーツよ!」と言われ、最初だけは大人しく妻のアドバイスに従って紺のスーツ、黒の靴、白のシャツを着て行ったのですが、「なんでみんな同じ格好をしてるんだろうな。」とかなり疑問を持ちました。

正直言うと、そういう格好で行くのが無難だからというのは右脳では理解できているのですが、左脳では、「何かがおかしいんじゃないか」という自分がいたという感じです。なぜならば、例えば普通の会社であれば、スーツの人もいれば、ジャケットだけの人もいれば、カジュアルな服装の人もいます。なんで小学校の学校説明会だけは皆さん同じ格好で来ているの
だろうという素朴な疑問です。

また、ほぼ全ての学校のホームページに、「一人ひとりの個性を活かして」とか、「互いを認め合い・学び合う」と書いてあるのに、親が皆さん同じ格好をしてるって、やっぱりおかしくないだろうか。。。説明会で学校に名前と顔を覚えられるわけでもないのに、どうして同じ格好のスーツで行くのか私には正直理解不能でした。というか暑くて死にそうでした。

こんな感じ

そこで早稲田実業初等部の学校説明会から帰ってきてから、インターエデュやら、色々なサイトを見て、「学校説明会に来ていく服は何が正解なのか」について自分なりに調べてみました。
書いてあったのは、以下の3点です。

■濃紺または黒のスーツが無難。参加されている方は大体が濃紺スーツ。
■学校に対する礼節の表明。失礼のないように。
■説明会に来ている方々の雰囲気を壊さないように。

という事で、「そうか。無難で、失礼じゃなく、学校への礼節を表せれば良いのか」と思い、また、目の前の喫緊の問題としてとても暑いので、さっそく2回目の説明会からは

-ユニクロの半袖ポロシャツ(紺色)、
-ユニクロのグレーのノータックパンツ(感動パンツ・エアリズム)、
-黒い靴 

で行く事にしました。これなら清潔感もあるし、学校への礼節もあるし、良いのではないかと。周りの皆さんのスーツとは違ってましたが、浮いても無かったと思います(そんなに変な目で見られてる感じもしませんでした)。
正直、私のポロシャツのせいで子供の受験に影響があるわけでもないかなとも思ってました。

BeforeとAfterです

おそらくは「わざわざ親が悪い印象を残すリスクを冒す必要が無い」というのが学校説明会でのスーツの背景なのかなと想像します。
それはそれで、ごもっともですし、涼しい時期ならば私もスーツで行ったかなと思います。ただ、私は年々暑くなる異常な猛暑の中、スーツを着て
学校説明会に行くという同調圧力の空気からは離れることにしました。
派手な色のシャツや奇抜な恰好をしてリスクを冒す必要は全く無いとは思いますが、常識の範囲で清潔感さえあれば、こんなに暑い日本の夏でスーツである必要はないかなと思います。結果としては子供たちも志望校に受かりましたし、問題なかったと思います。

一方で、本番の試験においてはスーツは必須だと思います。ここで見られるのは各家庭なのでここでは不必要なリスクを冒す必要はないですし、学校に対する敬意の表明でもあります。
各家庭と学校が具体的に個別に対峙する場においては、この点は必須です。
なによりも涼しくなってくる時期でもあります。

いずれにせよ、時と場所をわきまえた服装の意味を自分なりに考えて実行した結果としては志望校への合格でした。
今回も記事を読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんの参考になれば幸いです。

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