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12月clubhouse 仮名手本忠臣蔵

「仮名手本忠臣蔵」(かなでほんちゅうしんぐら)



人形浄瑠璃、歌舞伎の演目のひとつ。
寛延元年(1748年)8月、大坂竹本座にて初演。
全十一段、
浄瑠璃作者で座本の二代目竹田出雲(たけだいずも)・三好松洛・並木千柳(なみきせんりゅう)の合作。


赤穂事件
18世紀初頭(江戸時代)の元禄年間
江戸城・松之大廊下で、高家の吉良上野介(きらこうずけのすけ)義央に
斬りつけたとして、
播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)長矩が
切腹に処せられた事件。その後、亡き主君の浅野長矩に代わり、
家臣の大石内蔵助良雄以下47人が本所の吉良邸に討ち入り、吉良義央らを討った事件を指すものである

『仮名手本忠臣蔵』の「仮名手本」とは、
赤穂四十七士をいろは四十七文字になぞらえたものである。


主な登場人物

左兵衛督忠義さひょうえのかみただよし)
 室町幕府将軍足利尊氏の弟。尊氏の代理として、京から鎌倉へと下向し鶴岡八幡宮に参詣する。

高武蔵守師直(こうのむさしのかみもろのう)
大名。鎌倉に在住する尊氏の執事職。傲慢

桃井若狭之助安近(もものいわかさのすけやすちか)
 大名。桃井播磨守の弟。鎌倉に下向した直義の饗応役となる。性格は気短か。

塩冶判官高定(えんやはんがんたかさだ)
伯耆国(ほうきのくに)の大名。桃井若狭之助と同じく直義の饗応役となる。普段は冷静沈着な性格。

かほよ御前(かおよごぜん)
:塩冶判官の正室。もとは宮中に仕えた内侍。

加古川本蔵行国(かこがわほんぞうゆきくに) 
桃井若狭之助の家の家老

戸無瀬(となせ)
:加古川本蔵の妻。後妻。

小浪(こなみ)
加古川本蔵の娘。じつは本蔵の先妻の娘なので、戸無瀬とは実の親子ではない。大星由良助のせがれ力弥とはいいなづけの約束を交わしている。

鷺坂伴内(さぎさかばんない) 
師直の家来。おかるに横恋慕する。

おかる 
かほよ御前に仕える腰元 。早の勘平の恋人。のちに夫婦となる。寺岡平右衛門の妹。

早の勘平重氏(はやのかんぺいしげうじ) 
塩冶家の譜代の家臣

石堂右馬之丞(いしどううまのじょう) 
塩冶家に訪れた上使

薬師寺次郎左衛門(やくしじじろうざえもん) 
塩冶家に訪れた上使。師直と親しくしている人物。

原郷右衛門(はらごうえもん) 
 塩冶家の諸士頭

大星由良之助義兼
(おおぼしゆらのすけよしかね) :
塩冶家の家老。国許にいる。

大星力弥(おおぼしりきや)
由良助の息子。塩冶判官のそば近くに仕える。

斧九太夫(おのくだゆう)
塩冶家の家老

斧定九郎(おのさだくろう)
 斧九太夫の息子

千崎弥五郎(せんざきやごろう) 
 塩冶家家臣

与市兵衛(よいちべえ)
寺岡平右衛門とおかるの父親。山城国山崎に百姓をして暮らしている。

与市兵衛の女房 (おかよ): 与市兵衛の妻、寺岡平右衛門とおかるの母。

一文字屋(いちもんじや)
京の祇園にある女郎屋の主人

寺岡平右衛門(てらおかへいえもん)
塩冶家に仕える足軽おかるの兄

矢間十太郎(やざまじゅうたろう)
塩冶家家臣

竹森喜多八(たけもりきたはち)
塩冶家家臣

お石(おいし) :
由良助の妻

大鷲文吾(おおわしぶんご)
塩冶家家臣

天河屋義平(あまがわやぎへい)
塩冶家に出入りしていた廻船問屋。摂津国堺に店を持ち商売をしている。


(その)
義平の妻

大田了竹(おおたりょうちく) 
 斧九太夫抱えの医者園の父、義平の

主な登場人物関係図

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大序
鶴岡兜改めの段

(直義、高師直、桃井若狭之助、塩冶判官、顔世)

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二段目・諫言(かんげん)の寝刃(ねたば)

(師直、若狭之助、加古川本蔵、、大星力弥、小浪)

力弥使者の段

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松切りの段

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三段目・恋歌の意趣

(本蔵、師直、鷺坂伴内、判官、早野勘平、お軽)


進物の段どじょうぶみの段
館騒動の段裏門の段

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12月19日ここから

四段目・来世の忠義

(伴官、顔世、石堂右馬之丞、薬師寺次郎左衛門、由良之助、斧九太夫、お軽、勘平、伴内)


花籠の段
判官切腹の段
評定の段
城明け渡しの段

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五段目・恩愛の二つ玉

(千崎弥五郎、斧定九郎、与市兵衛)

鉄砲渡しの段
二つ玉の段

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六段目・財布の連判

勘平、お軽、一文字屋、与市兵衛、おかや、弥五郎、原郷右衛門、由良之助)

身売りの段
勘平切腹の段

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七段目・大臣の錆刀


(千崎弥五郎、寺岡平右衛門、斧九太夫、由良之助、お軽、顔世)、
        (勘平、与市兵衛)


祇園一力茶屋の段

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歌川貞秀

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歌麿

八段目・道行旅路の嫁入

(力弥、小浪、戸無瀬)


道行旅路の嫁入

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12月26日ここから

九段目・山科の雪転し

由良之助、力弥、小浪、戸無瀬、お石、本蔵、師直)


雪転し〈ゆきこかし〉の段
山科閑居の段

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十段目・発足の櫛笄

(天河屋義平、お園、大田了竹、由良之助、塩冶浪人)

人形まわしの段
天河屋の段

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十一段目・合印の忍び兜

(師直、塩冶浪人)


討入りの段

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別名で、、

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「夜討」 広重

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夜討引き取り 広重



武家煤払の図(ぶけすすはらいのず)喜多川歌麿


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東京国立博物館

出典 : ColBase

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