友達ってなんだろう

こんにちは。昔から友達という言葉の意味がよくわからず、友達って…なんだろう…を一生考えているukiです。こういう人って絶対友達少ないですよね。

友達何人いる？

以前「友達何人いる？」と聞かれたとき、「え・・・なんて答えるのが正解・・・？」となってしまいまして。まー、質問がそもそも不躾すぎて、答える義理もないんですけど、一瞬の間にあらゆる考えが巡った思い出があります。

友達かー…友達…うーん、あの子は何回も遊んでるけど最近はちょっと話が合わなくなってきてるし…、あの子は学校で会えば楽しく話すけど二人きりで遊んだことないし…、うーん、うーん。

もし私が、友達とは“悩み相談ができて、一緒に温泉旅行にいける人”のつもりで「3人」と答えても、相手にとっての友達が“ちょっと喋ったことあってSNSで繋がってる人”だったら、齟齬がすぎるじゃないですか。

これは極端すぎますけど、こんなこともありえなくない。それくらい友達って人によって違いすぎて、曖昧で、もうちょっと“友達”が見えるようになったら楽なのにな〜と思います。

ということで、某検索エンジンで「友達」を調べたところ、goo国語辞書のサイトが出てきたので見てみました。

友達（ともだち）の意味・使い方をわかりやすく解説-goo国語辞書

友達（ともだち）とは？ 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

こちらのサイトでは、
友達とは「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。」ということでした。

なるほど、ふむ…結構曖昧？互いに心を許し合うって相手に確認とらないとわかんないよね？難しいな…あれ、私誰にも心許してなくね…？ん…？なんて思いつつ、下の方にスクロールしていくと、

『2013年10月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンでの「友だち」への投稿から選ばれた優秀作品。』

いろんな人が考える友達という言葉の意味が載ってたんですが、読んでみるとまあ人によって全然違う。恋愛関係を引き合いに出しているものもあれば、ふと思い出すとか、助けてくれるとか、ずっと変わらないとか、かけがえがないとか…。距離感も、時間のスケールも、存在の大きさも、全く違う。

個人的に、下から4番目、ゆうちくさん作の「思い込みの可能性あり。確認の取り方もよく分からない。」が一番好きです。ゆうちくさんとは友達になれそう。

私にとっての友達とは

いろんな人の“友達”を読んで、私の“友達”を考えてみました。
私にとっての友達とは

「相手のことが好きで、相手も私に好意があると思えて、互いの嫌なとこも知ってるけど理解（許容）があって、一対一で話せて、誘われたら二人きりでも遊べる人」

かな…。おそらく。（長い上に括弧付き）
基本私から遊びに誘うことはないし、悩み相談もしないし、裸の付き合いもしたくない。すぐに考えが変わるから何年経っても変わらない絆♪みたいなのはないし、嫌いなところは嫌いだけど、今好きで、会いたいのであれば、今は友達。でも1年後は連絡とってるかわかんないよね。って感じです。
フィーリング大事、その場のノリとテンションだけで生きています。

自分の中の“友達”がある程度見えてきて思ったのですが、友達と全然連絡とってないかもしれない。SNSで繋がっているから、話してないのになんとなく近況は知ってるみたいな気持ち悪い状態になっていて、それで妙に満足しちゃうんですよね。「お、今日も元気そうだな、よし。（スワイプ）」みたいな。
ほんとはもっと対話したい…。もっと話したら親友になるのかな。え、親友……………？

ついでに言うと、“友達”だけではなく、“家族”とか、“結婚”みたいな「見えない特別な絆」を表す言葉全般よくわからないです。「家族なんだから」みたいな言葉よく耳にするけど全くしっくりこない。確かに元を辿れば先祖が同じなんですけど、それってただそれだけで、別に考えてることなんもわからんし、好きなものも生活習慣も違うしなあ…十数年一緒に住んだだけのただの他人なのでは？と思ってしまう。

これ、どうやら私自身にASDのケがあって、曖昧な言葉をスッと飲み込めないみたいなんですよね。ASDについて知ったとき「ほぼ私じゃん、」と思ってすごいスッキリしました。

この話はまたそのうちまとめるかもしれない。

とりあえず、今日はこれで終わり。

友達は人それぞれでいいと思います。
お互いの“友達”の定義がマッチしていたら、よりGood。

蛇足

そういえば、思い出しちゃったので書きますが、今期（2023年4月-7月）ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」で、メインの女の子3人が友達になるとき、その中の一人が「恋人じゃないけど、別れる時はちゃんと別れようって言って」って言っていたのがすごい印象に残っていて。
友達って、“友達になる”のも曖昧だけど、“友達じゃなくなる”のも曖昧なんだな…と思いました。

「あ、私はもうあの子にとって友達じゃないんだ」って気がついた時、とてつもなく寂しくなりそう。そうなんだ、私たち、いつから友達じゃなくなっちゃったんだろう、って。

子どもの頃の「友達になろう！」「いいよ！」て会話、かなりわかりやすいですよね。もう大人だけど、やってみようかな…。「すみません、ちょっと無理ですね」とか言われたら泣いちゃうけど…。

曖昧さ回避していきましょう。