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朗報!自己都合による退職の失業手当、制度変更があります!

厚生労働省は、令和2年10月1日から、自己都合で退職した人が退職後二カ月で失業手当を受け取れるよう給付制限を一カ月短縮すると発表しました。

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000655465.pdf

以前、こちらでもお伝えした通り、解雇やリストラ等の会社都合退職の場合は、申請後一週間で失業給付は支給される仕組みです。

自己都合退職の場合、これまでは申請後3か月の待期期間が設けられていました。在職期間中に再就職先を見つけておくか、三か月分の生活費を確保しておかないと、劣悪な環境でも退職しにくく、低賃金で働く人たちの新たな職探しを阻害する要因のひとつでしたが、緩和される形です。

これにより、5年間で退職2回目までは、2か月で失業給付を受けられるようになります。

これは、コロナ禍にある労働者にとっては朗報ではないでしょうか。

9月末(令和二年上期)いっぱいで退職される方も多いと予想されるので、もう少し早く知らせてほしかった…と思っている転職者もおられるのではないかと思うと、個人的には悔しい思いです。

待機期間が短縮されたからといって、「無理やり自己都合退職で」と迫るような雇用主には十分注意してください。迷わず労基署等に相談しましょう。

齋藤亜瑚

よろしければサポートを是非お願いします。現在医療介護系の人材会社に所属しつつ、これまで経験してきたことを「転職しようと思ったこともないひとたち」「転職活動したことがないひとたち」が「転職せざるを得なくなってしまった」ひとに還元できるようにしたいと思い活動を始めました。