歯列矯正はよい投資(3)変わったこと編
前回のあらすじ
歯列矯正はお金がかかる。矯正自体、歯の根っこを溶かして、どんどん移動させるものだし、歯医者さんが管理をしないといけない。当然の技術代でしょ。それに一生ものだと考えるとまだまし・・・!と思えなくもないが、正直、高いものは高いので、絶対に医療費控除をしよう。
続き
今回は、歯列矯正前と比べ、変化したことを紹介したい。
歯磨きがしやすくなった
これは、ものすごくメリットだった。なんせ矯正する前は、虫歯三昧。歯肉炎になったこともあった。ブラシをちょっと当てただけで痛いし、歯がグラグラで歯を全部失うかと思った。
ポイントは、歯と歯肉の繋がっている部分にブラシを当て、グリグリと一本ずつ汚れを掻くように磨くこと(歯科衛生士の方に教えていただいた)。
よく噛めるようになった
開咬だったので、前歯で噛み切ることができず、麺類が苦手だった。前歯で噛めず、麺をすすっても歯のスキマから落ちてしまっていた。なので、すすること自体をやめてしまい、すする力も弱くなっていた。
さらに、前歯が使えないため、奥歯で噛む習慣ができていて、肉を噛むのは苦行だった。犬歯で噛みちぎれずに、大きいまま、飲み込んでいた。おそらく、胃腸に負担が相当かかっていた。
鼻呼吸になった
歯が出ていて、閉じれなかったので、常に口呼吸をしていた。よく噛めないことも相まって、オナラもたまりがちだったのが、幾分か改善されたと思う。また、鼻から口への空気の通り道が、とても自然な感じがして心地いい(かみ合わせ、歯並びのいい人からしたら意味不明だと思うが)。
横顔が綺麗になった(と思う)
あごのラインも変わったような気がする。いわゆるゴボ口から、顎がしっかり出てきて、以前よりも綺麗なカーブになっていると感じる。
・・・と、ここまで書くと、いいことずくめのように思えるが、副作用もあった。
歯の色が違う
私はかつてホワイトニングをしていた。と言っても、矯正前から数年経っているので、その効果は限りなく薄れている。しかし、磨きやすいところは色が維持されやすいようだ。その結果、前歯二本は白く、八重歯になっていたりで歯磨きが行き届かなかった他の歯は黄色い、というとんでもなく変なツートーンになってしまった。
そんなわけで、歯列矯正はとてもいいよ、というお話。噛める喜びも感じたし、見た目も良くなった。迷っている方には、ぜひおすすめしたい。歯に投資してよかったと。
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