技術士二次試験(筆記試験):試験勉強の進め方
なんとか実務経験を満たしたので、電気電子部門を受験しようと思いました。とはいえ、今年はバタバタしていて、とても受かりそうにはないので、未来の自分のために、勉強法を残しておきたいと思います。ご参考までに。
過去問を入手する
まずは、公式サイトから過去問を入手しましょう。平成16年(2004年)分からあります。しかし、ここまで古いと、最近の問題傾向とは大きく異なります。複数選択肢から正解を選ぶタイプの問題があったりします。今は論述メインです。10年前ということで、私は平成26年(2014年)から取り組みました。
必須科目分と、選択科目は二次試験受験申込み時に選択した分野を、ダウンロードします。
Excel・スプレッドシートなどにまとめる
次は、入手した過去問をまとめていきましょう。なんでこの二つかというと、単純に表にすると見やすいからです。
出題年・問題番号・ジャンル・文字数(解答用紙)の制限・問題文・自分で作成した解答の文字数カウンター・解答 の順に列を作成しました。
過去問の解答を作る
あとは、問題を解くだけ・・・なのですが、かなり設計・施工など実務に携わる要素が多く、その部門にいない私にとっては、とっつきにくく、厄介な問題ばかりでした。そこで編み出したのが、
ChatGPTに質問を投げ、答えに肉付けしていくスタイル
です。具体的には以下。
ChatGPTに先程まとめた問題を、全て丸投げします(・・・を挙げよなど、本当にそのまま)。
出てきた答えを先程の表に集めます。
ツッコミを入れながら、添削していきます(変な答えを出したり、敬語で返したりするので)。
問題文に沿った形で、解答の体裁を整えます("〇〇の機能 〇〇は…"みたいな)。
ツッコミを入れるときには、手元に専門書を置いたり、ネットで企業のサイトを調べます。
私の失敗
参考書を買い、技術士の勉強をどうするか・・・と考えたときに、各分野ごとのキーワード集のページを発見しました。これの原理原則・問題・解決策をまとめることで、手広く解答できるのでは、と思いました。
しかし、これが甘かった。電気電子だけでなく、通信のキーワードも入っていたために、あまりにも範囲が広く、心が折れてしまいました・・・。
なので、まずは、過去問と向き合いましょう。この基本を忘れていたのが、致命的でしたね。まあ、来年がんばろう…。
最後まで、ご覧いただきありがとうございます。一次試験は割となんとかなっても、二次試験だと受からないのが普通くらいなところがあります。面倒くさいですけど、どうせなら楽しくやっちゃいましょう。