受験番号が遅い人は落ちやすいって本当?
こんにちは。突然ですが皆さん、こんな俗説を聞いた事がないでしょうか。
「受験番号が早い人は受かりやすく、遅い人は落ちやすい。」
これは受かる自信のある人はとっとと出願を済ませるのに対し、自信の無い人は出願動向を見てギリギリに出願するから、結果受験番号が早い人は実力が高いことが多く、遅い人はボーダーラインにいることが多い… というロジックらしいです。
もちろん例外もありますけどね。記念受験レベルでも熱意がすごいから真っ先に出願するような人とか。
さて、時間が有り余っているのでそんな事が本当に起こってるのかゆるく調べてみました。2023年度の京都大学合格者一覧ページに張り付いて数え上げました。
現時点では受験者数が公表されていないので、第一段階選抜合格者が全員二次試験を受けたと仮定します。
まずは私の学部、農学部から。ちなみに私は300番台です。
農学部
受験番号 合格者の数(合計291人)
0001-0100 54人
0101-0200 50人
0201-0300 48人
0301-0400 41人
0401-0500 39人
0501-0600 25人
0601-0700 29人
0701-0759 5人
すごい
受験番号が大きくなるにつれて合格率が下がってます。700番台、悲惨ですね。
農学部は俗説にほぼ合致していましたが、他の学部でもそうなんでしょうか?折角なので調べてみました。ただ工学部は勘弁してください。
薬学部
受験番号 合格者の数(合計79人)
1001-1100 49人
1101-1200 30人
1201-1203 0人
医学部 人間健康科学科
受験番号 合格者の数(合計84人)
2001-2100 37人
2101-2200 30人
2201-2268 17人
医学部 医学科
受験番号 合格者の数(合計108人)
0001-0100 57人
0101-0200 38人
0201-0265 13人
理学部
受験番号 合格者の数(合計305人)
0001-0100 50人
0101-0200 44人
0201-0300 42人
0301-0400 46人
0401-0500 35人
0501-0600 39人
0601-0700 31人
0701-0775 18人
経済学部 理系
受験番号 合格者の数(合計26人)
2001-2050 13人
2051-2100 11人
2101-2121 2人
経済学部 文系
受験番号 合格者の数(合計195人)
5001-5100 50人
5101-5200 41人
5201-5300 41人
5301-5400 38人
5401-5500 25人
5501-5513 0人
法学部
受験番号 合格者の数(合計310人)
0001-0100 56人
0101-0200 55人
0201-0300 42人
0301-0400 51人
0401-0500 51人
0501-0600 31人
0601-0684 24人
教育学部 理系
受験番号 合格者の数(合計10人)
3001-3010 7人
3011-3020 1人
3021-3030 2人
3031-3035 0人
教育学部 文系
受験番号 合格者の数(合計49人)
1001-1050 22人
1051-1100 20人
1101-1147 7人
文学部
受験番号 合格者の数(合計214人)
0001-0100 41人
0101-0200 56人
0201-0300 36人
0301-0400 33人
0401-0500 23人
0501-0600 24人
0601-0620 1人
総合人間学部 理系
受験番号 合格者の数(合計54人)
3001-3050 18人
3051-3100 18人
3101-3150 11人
3151-3186 7人
総合人間学部 文系
受験番号 合格者の数(合計64人)
1001-1100 32人
1101-1200 27人
1201-1217 5人
すごい(2回目)
これは全ての学部で俗説がほぼ当てはまってると言えるんじゃないですか?(法学部とかは若干怪しいけど)
本当は人数が馬鹿みたいに多い工学部も調べられたらよかったのですが、さすがにそこまでの熱意はないです。気になった人は来年調べてください。
やはり受験番号が早い人の方が多く受かってる、という傾向はちゃんと存在するようですね。
参考になるか分かりませんが出願の際に参考になれば嬉しいです。ではまた。
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