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Re:ほし便(2)

匿名様、メッセージありがとうございます!

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たくさんありますし、まだ読み終えていないので、これからも増えると思います。
あとヒカルくんに関係するシーンを挙げると甚だしいネタバレになってしまうようで(佐為とのやりとりのすべてが伏線という感じもあり)具体的には言いづらいというのもあって、、どうお答えすれば。。。

ヒカルくんが登場しない縛りで、現時点で特に印象に残っているところを挙げるならば、16巻で伊角さんが助言を受けるシーンでしょうか。
他人のヒーローズジャーニーに脅かされ過ぎている感じがする伊角さんを、私はすごく気にかけていました。

台詞としては、
「自分の碁が打てませんでした/プロ試験と思ってのぞんだんですが/気合いを入れるどころか かえって力んでしまったみたいで」
「(略)力が足りないとは思えないし/去年のプロ試験はどうだったの」
「……人の言動に心が乱れて…/対局中大きなミスをし 自分を見失い/立ち直るのに時間がかかり 三連敗したのがひびいて……」
「うん/心のコントロールがヘタなんだな/(略)つきまとう感情に振り回されるなっ/キミにとって一番大事なことだ 石だけを見ろっ/これは自覚と訓練でできるっ/もともとの性格なんか関係ない 習得できる技術さ こんなもん」
というところ。

僭越ながら自分の身に置き換えて話させていただきますと、私はもちろんそもそもの力が足りないのもあるとは思うんですが、それでもそれなりに勉強してきているので、術を自分なりに運用するだけの力は一応あると思っているんです。
なのにセッションや鑑定の場で「自分の占いができない」という事態にものすごく陥りやすいんです。
すごく力んでしまうんですね。
相手の人に有益なことを伝えたい、心理占星術というものの面白さ有用性もできれば伝わってほしい、素早くポイントを見極めたい、うまくしゃべりたいうまくしゃべりたいうまくしゃべりたい、とかとかとか。
なので、心理占星術は人を見ますから「星だけ見てる」わけにはいきませんが、感情のコントロール=習得できる技術、というのはとても沁みました。

ところで生まれ年は不明ですが登場人物の誕生日と太陽星座が決められていて、個人的にてっきり蟹座だと思っていた和谷くんが、実は獅子座でいらっしゃった。
和谷くんの面倒見のよさは蟹座の「自分と同属の仲間を手塩にかけて育む」ではなく、獅子座の「他人まで愛して照らしてなんぼ」だったのかと思うと、確かにそうだな、と腑に落ちました。
獅子座の「仲間」は、同属であるかどうかという前提を必要とせずに成立すると思います。

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