今年、というかこれまでのことを振り返ります。
こんばんは。
憂海 依介です。
かなり久しぶりの更新、そして今年最後の更新です。
今年最後、ということなので、この2021年を振り返ってみようかと思います。
2021年をひと言で表すなら、『挑戦』でした。
この『挑戦』という言葉の中には、-復帰-の意味合いも込められていまして。
その説明をする為には、それまでの経緯を話さなければならないので、少し時間軸を遡って過去の話をしますね。
かなりぶっちゃけた話をしますが、ご了承下さい。
ここに綴るということは、今後の自分の為だと思い、敢えて話させていただきます。
まず、2018年に以前のバンドが止まり、そこから2019,2020年とずっと音楽の世界から離れていました。
ここから色々と赤裸々に話しますが、その2年弱の間は、どんどんと持病が悪化し、普通の生活を送ることも困難になり、そして引きこもり状態となり、ほぼ寝たきりに近かったです。
薬の量だけ増えていき、廃人寸前状態となり、僕は二度、自殺未遂をしました。もう生きている意味を感じなくなっていたからです。完全におかしくなっていました。
持病が本格的に悪化してきたのは、確か2018年の春頃からでしょうか。
心身共に限界に達していました。いや、超えていました。
自分の弱さが一番の要因でしたが、様々な人間関係に悩まされて、このままバンドを続けていくことが自分にとってマイナスでしかないと感じ始めました。
全てが辛かった、苦しかった。
2018年12月のラストワンマンも、立っているのが精一杯でした。
その後も、理解者だと思っていた人達から裏切り行為を受け、人間不信に陥り、病気の悪化に拍車がかかりました。
許せない人達にとてつもない憎悪感を抱いていました。
なので、もし仮に自分が普通の日常生活を送れるようになったとしても、音楽業界へ戻ることはないと思っていました。
でも、そんな生活を送っていた日々の中でも、『このままじゃいけない』という想いは数パーセントは残っていまして。
そこで自分のとった行動としては、まずかかりつけの病院を変えたこと、主治医を変えたことでした。
今思い返すと、前の病院はあまり相性が良くなかったというか、兎に角薬だけ大量に出されていて。
診察という診察をまともに受けた記憶も薄い位。
そんな中、信頼している知人の一人から、お勧めの病院を紹介してもらいまして。
そこから色々と変わり始めました。
まず、今まで処方されてきた薬の量を話したところ、かなり驚かれました。
それはおかしくなるはずだよ、と。
最初は薬の減量から始めた訳ですが、その時がめちゃくちゃきつくて。
混合状態という症状が表れるのですが、簡単に説明すると、死にたいと死にたくない、その感情が約10分間隔で繰り返されるという。地獄でしたね。約二週間位続きました。
でもそれを乗り越えると、徐々に身体も楽になっていき、脳内のモヤモヤが薄れていくのが分かりました。
そして気持ちの面でも、少しずつですが楽観的な方向へ考えられるようになりまして。
そこから数か月して、ようやく人として普通の日常生活を送れるようになったという感じです。
そこまで快復すると、不思議と生きていく上での『目的意識』を考えるようになりまして。
その辺りから、また音楽の存在が脳内をチラつくようになりました。
自分の中では、正直逃げ出したい位の気持ちでバンドを止めたし、あれほど辛い思いをしたのになんで?と葛藤を繰り返していたのですが、やっぱりチラつくんですよね。
ただ、悩んでいても仕方がない。それなら一回どういう形でも良いから、ステージに立ってみようと思いました。
それが2021年の5月のLIVEです。
かなりの期間、Guitarも弾いていなかったので、めっちゃ練習しました。
あと、今まで曲ってどうやって作ってたかなとか、そんなレベルから思い出しながら形にしていきました。
そして、もしこのLIVEをやって、何も感じなかったら、音楽は辞めようと思っていました。
きっとそれが真実の答えなので。
でも、結果真逆の想いでした。
楽しくて、嬉しくて、感謝の気持ちしかなかった。LIVEって、音楽って、こんなに楽しかったんだって、今更ながら気づかされたというか。
そこからは早かった。どんどん形にしていきたいモノが湧き出てきて。
色んな再会、色んな出会いもあり、今環境にも凄く恵まれていると思います。
最近の彼是はTwitterの方でもちょくちょく呟いていますが、非常に良い方向へ向かっています。
来年からが楽しみで仕方がない。
厳密にいうと、本当の意味での『挑戦』は来年なのかもしれないです。
今年は、『挑戦の為の挑戦』という感じかもです。
かなり正直な気持ちを書いたので、気分を害してしまった方がいらっしゃったら申し訳ありません。
でも、今は本当にクリーンな気持ちですので。
中盤に書いた『許せない人達』のことも、今は何とも思っていません。
憎悪は憎悪しか生まないですからね。
長くなりましたが、この辺りで。
今でも応援のメッセージを送って下さる皆様、この場所やTwitterなども覗いて下さっている皆様、いつもありがとうございます。
来年は、ちゃんと『音楽人』として色々と発信していきたく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えくださいね。
-憂海 依介-
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