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2024.6.28 悦叟寺の大仏と地元の絆

今日は私たちが主に活動している七尾市田鶴浜地区にある、悦叟寺の大仏をご紹介しようと思います。悦叟寺の大仏は、その姿が非常に特異で、なんと頭だけが完成しています。悦叟寺のご住職さんが資金調達を行い、大仏の完成を目指していたのですが、志半ばで他界されてしまい、その結果、頭だけの大仏が残されたのです。

実際に見ると、この大仏の頭は想像以上に大きく、圧倒されます。少しシュールな印象を受けるかもしれませんが、この大仏は地元の人々にとって非常に親しまれている存在です。地元の伝統や文化、そして住職さんの想いが込められたこの大仏は、地域のシンボルとも言えます。

今回の能登半島地震では、この大仏も少し動いたそうですが、幸いなことに台座からは落ちず、しっかりと持ちこたえました。大仏が持ちこたえたことは、地元の人々にとって大きな希望と励みとなっています。地震による被害の中でも、この大仏が無事であることは、地域の復興に向けた象徴的な出来事となりました。

私たちNPO法人ユナイテッドかながわ(UK)も、この地域の復興支援活動を続けています。悦叟寺の大仏のように、地域の象徴や歴史的な場所を守りつつ、被災者の方々の心に寄り添った支援を行っています。地元の方々と協力しながら、一歩一歩、確実に復興に向けた歩みを進めていきます。

皆さんも、ぜひこの地域の魅力を感じ、私たちと一緒に復興支援活動に参加していただければと思います。地元の方々の温かさや、地域の歴史・文化に触れることで、多くのことを学び、感じることができるはずです。これからも、私たちは地元の皆さんと共に、力を合わせて頑張っていきます。

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