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2024.6.25 災害廃棄物処理の期限と挑戦

石川県七尾市では、能登半島地震の被災者支援の一環として、災害廃棄物の処理が続けられています。倒れたブロックや瓦など、安全性に大きな影響を与えないものは優先度を低くし、限られた人手の中で少しずつ進めてきました。

しかし、災害廃棄物の処分場の受け入れが7月末で終了する予定となっており、それ以降は有料で、運び込める量も制限される見込みです。これにより、私たちボランティアは災害廃棄物を運び込むことが難しくなり、その結果、被災者の復興が進まなくなる恐れがあります。ボランティア活動を維持する意味が薄れ、活動団体も減少するかもしれません。

現在、行政では受け入れの停止を予定通り行うか、継続するかについて検討中です。県外の処分場に依存すると地元の土木関連企業の体力が落ちるなどの問題があるとされていますが、七尾市の未来を見据えた良い決断が求められています。

私たちは引き続き、地元の方々や自治体との協力を強化し、限られた人と時間で最大限の成果を上げるために全力を尽くします。一人でも多くのボランティアの参加を募り、災害廃棄物の迅速な処理を目指して、被災者の生活再建を支えていきたいと思います。

皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。共に力を合わせ、困難を乗り越え、より良い未来を築いていきましょう。

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