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2022年3月5日(土)はインターナショナルオープンデータデイ2022!世界での取り組みは?

2022年3月5日(土)はインターナショナルオープンデータデイです。
世界中126箇所でオープンデータに関する取り組みが開催されます。


現在、日本国内では23件ものオープンデータイベントが熱く行われています。

では、世界のインタナショナルオープンデータデイ開催状況はどのようになっているのでしょうか?

地域別内訳は、
EU29件
日本23件
北米17件
南米23件
アフリカ12件
インド3件
東南アジア4件
となっています。(2022/03/05(土) 日本時間13:00現在)



イギリスではWikidata and Pythonなる取り組みが
APUG Meetup March 2022として、
2022年3月9日18:30(英国時間)に行われます。


Wikidataとは、ウィキデータはウィキメディア財団が提供する共同編集型のデータベースです。トピック、概念、オブジェクトなどを表す項目に焦点を当てたドキュメント指向データベースで、パブリックドメイン・ライセンスの下で、誰もが使用できるオープンデータを提供する取り組みです。

ウィキデータのコンテンツはフリーライセンスのもとで利用可能で、標準化された形式で出力したり、ウェブ上にある他のオープンデータセットと相互にリンクできるようにしています。

ウィキデータ - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%AD%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF


Wikidata and Pythonイベントでは、冒頭に
100,000を超えるウィキデータ編集を行っている
Wikimedia UK のトレーナー、
@codethecityのIan Wattさんの "Python and Wikidata - a match made in heaven?"というトークがあるようです。

その後のセッションでは、Pythonライブラリの1つを試し、独自の分析で使用するためにいくつかのWikiデータを抽出する処理をするようです。

参加してみたい。。


2022年3月5日13:00-16:00(現地時間)
インドネシアではOpenStreetMap編集をするみたいですね。

13.00-13.10
Pembukaan
U-INSPIRE Indonesia
13.10-13.40
*Data oh data…
U-INSPIRE Indonesia
13-40-14.00
Diskusi
U-INSPIRE Indonesia
14.00-14.30
Perkenalan POI
Perkenalan OpenStreetMap
Memulai OSM
iD Editor
Validasi untuk menjaga kualitas data OSM
Perkumpulan OSM Indonesia
14.30-15.30
Praktik menambahkan data OSM dengan iD Editor

Praktik validasi menggunakan iD Editor

  • Building crosses building

  • No tags

  • Crossing highways

  • Highway is disconnected from other roads

  • Building crosses highway

  • Kesalahan posisi (berdasarkan citra)

  • Kesalahan bentuk (berdasarkan citra)
    Perkumpulan OSM Indonesia
    15.30-15.50
    Q&A
    Perkumpulan OSM Indonesia
    15.50-16.00
    Wrap-up


OpenStreetMap Ugandaでも、シエラレオネのOSM地図を作成するみたいです。


Agenda for Americaでは、International Open Data Dayを記念して?、

On International Open Data Day, Experts Share How the Future of Seafood Could Rest With Artificial Intelligence
Increased use of open data in electronic monitoring could help ensure a sustainable future for international fisheries

専門家が人工知能に託す海洋保護、水産管理、漁獲資源の未来について語る
Electronic monitoring (EM):電子監視におけるオープンデータの活用が進めば、国際漁業の持続可能な未来につながる可能性がある

の記事がアップロードされています。

Electronic monitoring (EM):電子監視テクノロジーは、漁獲量、混獲量、漁獲努力量、および船舶の規制への準拠に関するデータを収集することにより、漁業活動の可視性を高めることができます。

artificial intelligence (AI) / machine learning (ML) ツールで、現在、船舶が漁獲をしていないときや甲板に漁獲量がないときを特定するなど、画像分析による漁獲量の算定に役立ちます。

ただし、水産業のEMへのAI / ML モデルをトレーニングするための画像ベースのデータセットはほとんどありません。
そのための大規模でオープン、かつ適切にキュレーションされたトレーニング用画像オープンデータは、AIアプリケーションへの信頼を構築するために不可欠とのことで、オープンデータの必要性が各関係者へのインタビューから述べられています。


オーストラリアのクイーンズランド州立図書館では、International Open Data Dayに合わせて、Catalyst in Residenceデジタルコレクションプログラムとして、過去の地図を通じてブリスベンの歴史を理解し、ブリスベンの将来を予測するプログラムが行われているようです。

都市の過去の地図やクイーンズランド州立図書館-不動産地図オープンデータなどを公開し、都市の過去の地図とパターンを使用して、

州立図書館の歴史地図やその他の入力を使用して、都市のさまざまな可能性のある未来を視覚化する機械学習モデルを作成しているようです。


日本では、インターナショナルオープンデータデイといえば、当日にオープンデータ関連イベントをすることが定番となっていますが、
インターナショナルオープンデータデイに合わせて、
インタビューをしてWeb記事を書くとか、
オープンデータを公開してプロジェクトを実施するとかいう
インターナショナルオープンデータデイへの参加の仕方もありますね。

2022年3月5日(土)インターナショナルオープンデータデイ2022、京都府では、新型コロナウィルスまん延防止等重点措置期間(1月27日~3月6日)のため、Code for 山城ではオープンデータイベント開催を控えました。
ですが、今回のWeb記事を書くことでインターナショナルオープンデータデイ2022に参加したことにしたいと思います。

#OpenDataDay #IODD #OpenDataDay2022


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