2024.4.24(wed)

長らく続けて来たレコーディングがやっと終わりに近づいて来た。仕上げはまた別の作業なのだけど、ひとまず録音して選別して編集して(作詞して、リライトして、アレンジして)の1年だった。その間にも人生は進み、季節は変わってまた巡ってきた。自分にとってはかつてないほど音楽と向きあった一年だった。誰かと比べてとかどうでもいい。とてもがんばった。自分は知っている。いつも自分が見ている。逃げ出したらその事をずっと忘れないのは自分だ。もうごまかしたり見ないふりは出来なかった。後悔したくなかった。もういまの自分はこれ以上出来ない、と感じたところが締め切り。地下スタジオから這い出て飛び回りたい気持ち。ボーカルブースを立てて全ての空調は消して、夏は暑く、冬は冷え切ってた。マイクやMacBookには友情すら感じてる。

自分はがんばったと誰かに言いたいんじゃなくて、そっと覚えていたい。こんな日々があったと、いつか忘れた頃に思い出せる様に。