見出し画像

いどばた会議51)売り場での思いがけない出あいに

あにじゃー、このお菓子内容量がへってるにゃ。ステルス値上げにゃ。何だか騙された気分なんだにゃ。
最近はもう何度目かの値上げか分からないくらいだよね(ため息)メーカーさんだって値上げしたいから値上げしてるんじゃなくて、原材料が高騰とか、梱包材が高騰とか、光熱費が高騰とか致し方ない状況なんだよね。おいらの給料も上げてくれよ~。(切実)

分からないようにそっと値上げされると、もうこのお菓子買わないってなるんだにゃ。でもこのお菓子好きなんだんだにゃ。同じ気持ちの人も多いと思うにゃ。

「10%」までの値上げで、全体の41.5%が「継続購入をやめよう」と考える。って調査があるにゃあ・・・。

あにじゃ、黙って減らされたりするよりも、値上げするのは致し方ないっていう見せ方ってできないのかにゃ?
えっ?それって、某スーパーマーケットのように正直にお知らせするPOPカードを売り場に設置するってこと?
そうなんだにゃ。お菓子の量が減ったら悲しいから、一緒にメーカーさんと考えたいんだにゃ。そうしたら納得して買えるにゃ。
値上げの痛みをみんなで分かち合おうぜ同情を誘うキャンペーンってこと?面白いね。
使っている材料や工程へのこだわりを伝えたり、商品に込めた想いを伝えたり、お互いに納得出来るようにWEBや売り場で告知する。そうすれば、きっとお客さまは、よりもっとファンになってくれそうだよね。
そんなにこだわりがあるお菓子だったんだにゃっていう再発見も促せるにゃ。

思いがけない出あいでついつい買っちゃった事例を集めて共感を誘ってみるとか、おいしい顔を投稿してもらうフォトコンテストをするとか。
諸々の事情でちょっとお高くなりますが、これからもおみゃーと一緒に食べたいし、ボリボリ、このお菓子は思い出の味だからボリボリ・・・うぐっぐすっ・・・。ボリボリ。

あ、あにじゃが何かを思い出して泣きながらお菓子たべてるにゃ・・・ってもちゃのお菓子なんだにゃ!!全部食べたーー!!

パッケージに増量中!の表示はあっても、減少中!の告知はしないですよね。一番記憶に残るのは超ロングセラーのあの氷系アイス。60円が70円になった時に放映されたTVCMは秀逸でした。実際に値上げをした月の販売本数が前年比の10%増になったそうです。まさに応援したくなる気持ち、買って頂くお客さまのハートをがっちり掴んで、値上げによる客離れとは真逆の結果に。参考にしたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?