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小さなビニール袋

GWが終わってしまった。妙に暑かった。ほぼほぼ家で引きこもっていった。とはいえ、ちょこちょこと出かけたりはしていた。ほんのちょこっとなんだけど、髪形を変えてみた。右分けから左分け。とか

GW初日、スーパーに行って、エコバッグへ品物を詰める前に、ひき肉を小さなビニール袋に入れようとしていた。ひき肉です!うるせぇ!小さなビニール袋に入れようとしていて、スーパーの品物を袋へ入れる用の台に設置してあるトイレットペーパーみたいな形の小さいビニール袋のかたまりから一つのビニール袋をちぎって、入れようとしていた。店内が混みあっていて、品物入れる台、品入れ台は次から次へと客がやってきていて、あふれんばかりになっていたので、慌てて小さなビニール袋にひき肉を入れようとするも、どうやってもその小さなビニール袋の入り口が開かない。摩擦のせいだろうか?まったく開く気配がないから、新しく小さなビニール袋をトイレットペーパー型のやつから、新しく引っ張り出した。すんなりと開いて、ひき肉を入れて、そそくさと店内を出ようとした。が、さっきのどうやっても開かない小さなビニール袋が気になって、店内出るまでに、入り口を開けようと、試みながら歩きだした。ながらスマホのように、ながら小ビニール袋開けを試みた。バスケの選手のごとく、向かいからくる群衆をかき分け、ビニールを開けよう開けようと、するも、ちっとも開かない。ジブリのヒロインならば、おじいさんに「その袋は開くのかえ?」と聞かれたら、「いいえ、ちっとも!!」と答えるだろう。おかしいな、と思って、その小さなビニール袋をよくよく見ると、両サイドがパンチされていた。おいおい、おいおい、これじゃまるで両サイドパンチじゃないか!と何も例えていないけど、両サイドに入口がないから、それは開くはずもなく。袋でもなく。ただのビニールの塊だった。ビニールの塊を握りしめて、店内を後にした。

2024、GWの思い出のひとつ。サリンジャーという人の「ナインストーリーズ」を読んだ。吉本ばななの「小説家としての生き方100箇条」みたいなタイトルの本を読むというか、エッセイじゃなくて、一口メモみたいな内容でがっかりしたけども、あとがきで共著となる人と喧嘩したみたいな内容がおもしろかった。しかしながら、エッセイが読みたかったな。

スマホを「iphone SE」から「iphone13」へ機種変更した。友達と飲んでは二日酔いでダウンして翌日はラジオ聞きながら、ゲームして一日つぶすみたいな日々を繰り返して終わってしまった。SIFUというカンフーゲームを闘技場以外はトロフィーコンプリートした。

日々が戻ってきて、憂鬱。

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