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2023年の総括

この1年を総括する。

まったく、散々な1年だった。
ような気もするし
楽しかったような気も、する。
結局、毎年よくわからない。
日々考えごとばかりしていたら
1年、2年と時が流れていて
気づけば2023年も終わるらしい。
本当に、毎日、たくさん考えた1年だった。
答えを出すつもりもなく
考えることが増えていくばかりで
とても疲れる1年だった。
悪くはなかった。

大学はただひたすらに考える場所だと知った。
考えるために知る場所だと知った。
やっと気づいた時には
もう周りはみんな卒業していた。
追いつきたいとも
追いつけるとも思っていないが。
もう少しここで考える毎日を送ろうと思う。

別れを経験した。
大きな経験だった。
良い思い出ばかりを反芻しすぎて
違和感を覚えた。
後悔や怒りや言葉にできそうにない気持ちも
抱えて生きて行こうと思った。
きっとそう遠くない未来にまたやって来る。
あと何回経験するのだろうか。
その度に私は同じように考えて
同じように泣くのだろうか。
できればもう経験したくない。

居場所が増えた。
減ったような気もするが。
新しい居場所ができたことがとても嬉しい。
ここが居場所だと思える存在もいる。
それも、沢山いるのだ。すごいことだ。
私の名前を知っている人が
一緒にいない時に私を思い出してくれる人が
会いたいと言ってくれる人が
この世界にいるということが、嬉しい。
これを忘れたくないと思う。
絶対に忘れたくない。
そう強く思った1年だった。

あとはなんだろう。
行きたい場所へ
行ったり、いつか行こうと約束した。
好きな本や音楽を見つけ
逃避するようにのめり込んだ。
小さなことで傷ついて悲しくなった。
ひとりで泣くことも沢山あったが
結局は、誰かに慰めてもらっていた。
大きな問題を抱えていながら
くだらないことで爆笑できた。
目を背け続けていたあれやこれに
来年こそは向き合っていこうと思う。

ちゃんとする
と心に決めた1年だったが
できなかったことの方が多い。
ちゃんとできたことなんて
免許取れたことくらいかもしれない。
この1年で失ったモノへの虚しさは大きいし
決していい1年とまとめることはできない。
だって本当に悲しかったから。
いくら悩んでも答えは見つからないから。

でも
だからこそ
誰かと繋がって生きて行こうと思えた。
共感はできなくとも
繋がっていることは、大事だと知った。


来年はどんな風に生きようか。

小さなことに大笑いできる私でいたい。
正しい、優しい、そんなご機嫌な私でいたい。
あとは、多摩動物公園のあずまに会いたい。

私の愛する映画作品の中にこんなセリフがある。

“Hope is a good thing, maybe the best of things. And no good thing ever dies.”

希望は素晴らしい。そして希望は死なない。

いつかこの日々を思い出して
「悪くなかったよね」
と言えるように
希望を持って
生きていこう。

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