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UniFi Protect Application 4.0.21


概要

UniFi Protect v4.0では、再設計されたNVRコアエンジンを導入しました。これは、パフォーマンスにおける大きな進歩であり、ユーザーエクスペリエンスを大幅に高速化し、すべてのUniFiコンソールでカメラの容量を最大20%増加させることができます。

拡張性の向上

再設計されたNVRコアエンジンによりカメラの容量が増加しただけでなく、スケーラビリティをさらに向上させる2つの機能を追加しました。

  • G4、G5、AIカメラは、ライブストリーミングと録画保持効率を改善するために強化エンコーディングをサポートします。

  • 録画解像度は、NVRカメラおよびストレージ容量を解放するために、カメラごとに2KまたはHDにダウンスケールできます。

※注記: 強化エンコーディングは現在ラボ機能であり、すべてのクライアントデバイスでサポートされていない場合があります。AndroidまたはiOS用のUniFi Protect v2.1+が必要です。

ダッシュボードとビデオアーカイブ

再設計されたダッシュボードはすべてのカメラのライブストリームを表示しており、ワンクリックで再生ページのカメラのタイムラインにアクセスできます。

さらに、複数のカメラのビデオをローカルデバイス、Google Drive、またはOneDriveに一括エクスポートすることができます。

録画マネージャー

カメラの録画設定は大規模に構成でき、複数のカメラに対して録画モード、録画するイベント、およびオーバーレイ設定などの変更を同時に行うことができます。

InnerSpace統合

カメラをInnerSpaceのフロアプランに追加することで、UniFi Protect監視の配置とカバレッジを可視化できます。

カメラショートカット

ポップアップカメラのライブビューや再生ビューから異なるカメラビュー間を簡単に切り替えられるため、調査中に録画を見返しながら複数のカメラで対象を直感的に追跡できます。

特定エリアフィルタリング

AI検出および分類インターフェースを改善した検出ページに加えて、カメラの視野内の特定のエリアで発生したイベントをフィルタリングできるようになりました。

特定車両認識機能

検出(Recognition)ページにナンバープレートが表示され、ラベル、説明、および特定車両としてタグ付けし、検出時にプッシュ通知を受け取ることができます。

G4-PTZパトロールモード

広いオープンスペースを、定期的に設定したプリセットビュー間での自動パトロールを通じて、より効果的に監視できます。

改善

  • ダッシュボードとタイムラインからの一括ダウンロード/アーカイブ機能を追加。

  • タイムラインおよびポップアップライブプレーヤーのビデオ上に他のカメラへのクイックショートカットを追加。

  • 関心エリアに基づいて検出を選択するオプションを追加。

  • カメラ設定管理を簡素化するための録画マネージャーを追加。

  • G4-PTZ用のPTZパトロールモードを追加。

  • Doorbell Proにカスタムアニメーションを表示するオプションを追加。

  • OneDriveへのアーカイブオプションを追加。

  • ナンバープレート認識のための専用セクションを追加。

  • 特定車両を選択する機能を追加。

  • カメラの解像度を2KまたはHDにダウンスケールする機能を追加。

  • タイムラインスクラブの強化を無効にするオプションを追加。

  • ナイトビジョンのカスタム設定のための現在の照度を取得するオプションを追加。

  • メールおよびプッシュ通知のローカリゼーションを追加。

  • G4/G5/AIカメラモデルに対して強化エンコーディングに切り替える機能を追加。※

  • 検出ページでカメラを検索する機能を追加。

  • タイムラプスのトランスコーディングを改善し、コンソールのパフォーマンスを向上。

  • スクロール可能なデフォルトリストと更新されたウィジェットによりダッシュボードのユーザーエクスペリエンスを改善。

  • 異なるタイムゾーンから表示した場合の日付フィルタリングを改善。

  • ファイルダウンロードプロセスおよびユーザーエクスペリエンスを改善。

  • 顔認識のユーザーエクスペリエンスを改善。

  • 検出フィルタリングを改善。

  • ストリーミングの耐性を改善。

  • 顔グループの検索を改善。

  • データベース復旧を改善。

  • ライブビューの画質変更表示を改善。

  • システムログおよびアラートのユーザーエクスペリエンスを更新。

  • デフォルトグリッドからオフラインカメラを除外。

  • バンドルされたカメラFWをバージョン4.71.51に更新。

  • バンドルされたViewport FWをバージョン1.3.144に更新。

  • バンドルされたFloodlight FWをバージョン1.13.2に更新。

  • バンドルされたChime FWをバージョン1.6.4に更新。

※ビデオ再生にはProtect iOS/Android v2.1が必要です。

不具合修正

  • PTZがパトロール時にフォーカスを設定しない問題を修正。

  • 予期しない自動復旧がトリガーされる問題を修正。

  • 閲覧のみのユーザーが顔認識にアクセスできず、名前を検索できない問題を修正。

  • センサーの「最後のイベント」日付が間違っている問題を修正。

  • バックアップ復元後に「ライブストリーム共有」機能が消える問題を修正。

  • まれにセンサーがランダムに再接続する問題を修正。

追加情報

このバージョンでは、UniFi OSバージョン3.0以上が必要です。

リリースノート原文リンク

https://community.ui.com/releases/UniFi-Protect-Application-4-0-21/6890a055-2a90-4011-a3e6-18f8e290244f?mc_cid=0fcf755bea&mc_eid=c7dbfcdef9