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採卵費用

ふうう・・。前回はかなり鬱ってるポストをしてしまいましたが、

♦コロナ情報や失業率など、暗いニュースを見ない

♦外に出て人と会う

♦「何か新しいことをやらなくちゃ!!」って自分にプレッシャーをかけるのを止めて、既に持っているものを磨く

この三点を意識しながら動くことで、何とか気持ちが上向いてきました。


さて、私が体外受精でお世話になっているのは新橋の夢クリニックさんなのですが、クリニックによって料金にもずいぶん違いがあるようなので、治療をお考えの方のご参考までに載せておきますね。私の場合は凍結胚なので、新鮮胚を移植する際の料金とは異なります(もっと安くなるよー)。

採卵前の検査(感染症検査代金は人工授精の段階で終えていたので含まず)~胚の凍結までの税込料金です。これは採卵結果が七個、培養が二個のケース。採卵・培養できた卵子の数によって、それぞれ-22,000~+22,000円の差が出ます。

キャプチャ

279,736円かけて、当たる確率がそんなに高くない宝くじを二枚買ったようなもの。しかも移植には都度110,000円かかりますからね。高い...高いよー(泣)

そして今年の途中まで共働きでしたので、所得制限で助成金はゼロ!

もうね、服飾費とか全面カットですよ。流行りも廃りも総スルーして、ただ持ってるものを着まわしています。


近頃ようやく話が出てきている不妊治療のための休職制度や、助成金支給の所得制限の緩和、健康保険の適用など、賛否両論ありますね。

でも、なんとか子供を持ちたいと願う夫婦が金銭的な理由でトライすらできずに断念しなくてはいけなかったり、はたまた女性側のキャリアが挫かれた挙句にお金も尽きて子供も諦める・・・なんてケースがそこかしこで起きているような国の未来はあんまり明るい気がしないんでね、何らかの改革はしてほしいなと思います。

とにかく、体外受精は高額すぎる。特殊な技術を必要としない感染症やホルモン検査、診察も完全に自費になりますし。

クリニックの待合室にいる女性たちの表情は、みんなそんなにハッピーではないです。私も含め、肩に重いものをどっしり背負ってる。「そんな齢まで産まないからだ」と言われても、その分仕事に打ち込んできちんと納税してきたし、産休・育休を取る方のカバーをこなしてきた女性たちだって大勢いるわけで。

一種の相互扶助として、もうちょっとね、不妊に悩む私たちが「適度にがんばりなさいよ〜」ってエールを感じられるような温かい社会になったらいいなぁ。

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