見出し画像

ボスゴドラデッキについて

はじめましての人ははじめまして。
主に宮城でボスゴドラVを使ってジムバトルなどの大会に参加している、うぐいすと申します。
今回は初めてシティリーグに参加した節目として、今までボスゴドラで戦ってきて感じた事、今回のシティで使用したデッキの構築などを文字おこししたいと思ったのが記事を書いたきっかけです。
ボスゴドラが好きで興味があるが、どうやって現環境で戦ったら良いのかわからない方の参考になれば幸いです。
少しでも多くの人にボスゴドラの魅力が伝わってくれたらとても嬉しく思います。
素人の拙い文章でかなり初歩的なところから書いておりますので何卒ご了承ください。
それでは参りましょう

・ボスゴドラデッキを選択した理由


私がこのデッキを選択した理由はただ一つ。
そう、ボスゴドラがかっこいいからですね。
なんだそれだけかよ!と思われるかもしれませんがそれで理由は十分です。
2021年の12月にボスゴドラV、VMAXが発表されたその日から私の奮闘記ははじまったわけです。

・ボスゴドラというカードの特徴


去年のWCSで世界にその名を轟かせたボスゴドラ
大筋の内容はYouTubeなどでも取り上げられておりますが改めてご紹介しましょう


ボスゴドラ V

HPが230とポケモンVにしては高いので現環境だとウッウのおとぼけスピットを2発耐えます。
また、ミライドンのフォトンブラスターも耐えることができるため高い水準と言えるでしょう。
その反面、炎弱点のためかがやくリザードンは天敵です。私も何度泣かされたことか数え切れません。
続いて恐らく一番注目されているのは、下技のむじひないちげき。ダメカンが乗っているだけで300という大ダメージを叩き出せるロマン技です。
ただしエネルギー要求が5エネというエネルギーコストも破格です。
出だした当初はトリプル加速エネルギーが落ちたら終わるとまで言われていました。
一番の課題となるのがこのエネルギー要求ということになります。
ここだけみるとかなり扱いづらいように思えますが実際のところは上技のいわなだれというサブウェポンも搭載しているのでベンチダメージを混ぜ込めば扱いずらさはあるものの面白い戦い方ができると思っております。


ボスゴドラVMAX


HPが330とVMAXの中ではかなり高耐久のポケモン。
こちらも下技のダイトッシンはエネ要求が5エネで同じくエネコストが高いポケモンです。
こちらはダブルターボエネルギーを混ぜてもベルト込みでの最大が280ダメージで大抵のVstarポケモンをワンパンすることができるアタッカーです。
現環境ではギラティナVstarなどを一撃で倒すことができる為、とても魅力的です。
また、エネルギーコストが高いため技の反動ダメージこそあるものの
ギラティナVstarだとエネルギーをコストにする必要がありますがそういったコストが必要ないのも魅力の一つです。
上技のクラックストンプについて触れておくと、実はこの技が刺さることがあり思わぬ勝ち方をするケースがあります。
効果は技の効果で相手の山札の一枚目をトラッシュするというもの
この効果は中盤以降に発揮されることが多く、山札が圧縮された強い山を削ることができます。
後半の相手が引きたいボスの指令やクララ、言い出したらキリがありませんが山を強くするためにしているデッキなどは思わぬ収穫があるかもしれません。

このようにボスゴドラはVポケモンでは珍しく上下どちらでも条件を満たせば高火力アタッカーとして運用できる点が他ではあまり見られない特徴であります。
そして何よりかっこいい(ここ重要)
現環境の話をするとギラティナのスターレクイエムでの気絶効果やかがやくリザードンのかえんばくという脅威があるためVMAXになるのは慎重になる必要がありますがここを乗り越えると2つの戦術で戦えるという強みがあります。
もちろん上記の二つの技が脅威であることは変わらない為、筆者は日々枕を濡らしております

・デッキタイプについて


ではボスゴドラを運用する上での最適解は何か?
もちろんですが、ボスゴドラの高いエネルギー要求を満たす必要があります。
現状で二つの選択がありました。
一つはロストギミックを主軸としたミラージュゲートで加速する型
これは筆者も試してみましたがロスト対面の場合相手の方がエネルギー要求を満たすスピードが速い為見送りました。
あとはロスト軸デッキの練度不足で難しいと判断しました。
もう一つはアルセウスを軸にしてエネ加速と攻撃を混ぜて戦う型
正直こちらはやることがかなり固定化しており考えることが少ない為
難しいことが嫌いな筆者はこちらを選択しました。

・アルセウスボスゴドラデッキについて


上記の理由でアルセウス軸のデッキタイプにしました。
このタイプの良いところ、それはトリニティノヴァで3エネ分を加速できる点にあります。
ダブルターボエネルギーをアルセウスとボスゴドラで共有できる点にあります。ここはかなり大きいと感じています。
後半になるとダブルターボエネルギーは何かと持て余しがちですが
トリニティノヴァで3エネついたボスゴドラに追加でつけることがプラスに働きます。
アルセウスは中打点、ボスゴドラが高打点と弱点を突かなくてもアタッカーを選択できる点もとても良いです。

・シティで使用したアルセウスボスゴドラの解説


それではようやく今回使ったデッキの解説に移ります。

アルセウスV 4枚
これが一ターン目に場に出ていないとジ・エンドなので最大投入

アルセウスVstar 3枚
構築によっては4枚採用する構築もありますが、一枚は後ほど説明するキャプチャーアロマを一枚分として3枚にしております。

ボスゴドラV、Vmax 2枚づつ
基本的にアルセウスギラティナがベースになっている為2−2です
アルセウスボスゴドラでは下が2上が1という構築もありますがふつうのつりざおがレギュレーション落ちした為、筆者は2−2で入れております。

ドラピオンV 1枚
ミュウ対策となるカードですが、ミュウツーVunionなどにも弱点をつける為入れております。
筆者のボスゴドラデッキにおいてミュウツーをワンパンする事ができないのでその点も強く意識しての採用です。

かがやくサーナイト 1枚
このデッキのかがやく枠。
雪道を多投してやかがやくポケモンを入れないという選択もありました。
しかしギラティナ対面において要求を上げることができる事。
HPが130なのでヤミラミのロストマイン120点で取られない事を考慮して採用しました。
また、後述のロストシティとの兼ね合いで入れてもいいと判断し採用しました。

ビッパ、ビーダル 2枚づつ
このデッキのドローを補ってくれるサポートポケモン。
ジャッジマンを強く使うデッキなので兼ね合いは良いです。
現環境のロスト軸のデッキはツツジを2枚採用しているケースが多く比較的ツツジを打たれやすいので
その返しに5枚確保できるのはやはり強いと感じます。

キャプチャーアロマ 1枚
4枚目のアルセウスVstarやビーダルに触れる札として採用しています。

ネストボール 4枚
特に手札から効果を発揮するカードを採用していない為、最大投入です。

ハイパーボール 4枚
進化ポケモンに触れる為の札として採用。
ビーダルで引く枚数を増やせるのはなお良いかと感じます。

ポケモンいれかえ 2枚
どうしてもボスゴドラ逃げエネ4という特質上、最低でも2枚は入れないといけません。
スターバースで持ってくることが多いカードなのでサイド落ちをケアして2枚。

あなぬけのひも 1枚
いれかえを2枚だけで回してみましたが、物足りなくなり入れ替え手段3枚目の枠を本カードとして採用。
相手がいらないポケモンを前に出してきた時に退かす札としてやはりあると便利です。

ともだちてちょう 1枚
ボスの指令が2枚やキバナ、ツツジ、チェレンとピン刺しサポートが多い為採用。
このカードのおかげで序盤に上記のサポートカードを切れるのがとても良いです。

こだわりベルト 2枚
EX環境になり不要になるかと思われてましたが、ギラティナが環境トップを独占している以上必要なのでサイド落ちをケアして2枚採用。

博士の研究 3枚
4枚採用しない理由は基本はジャッジマンを打ちたいからです。
元々4枚採用しておりましたが少し重いなと感じていた為3枚採用となります。

ジャッジマン 4枚
現環境ブッ刺さりサポートカード。
採用枚数は人それぞれですが強く使いたい為、4枚採用。
ロスト軸のデッキに対しても妨害はもちろん
手札に抱えてしまった基本エネルギーを山に帰してトリニティノヴァを打ったり
帰ってくる枚数が4枚なのでビーダルのはたらくまえばで比較的枚数引けたりと入れ得なカードとなります。
最初は3枚採用でしたが、4枚の方が安定すると感じた為最大投入しています。

ボスの指令 2枚
言わずと知れた相手のベンチポケモンを呼び出すサポート。
枚数はともだちてちょうを採用している為2枚
プラスでセレナ採用するケースもありますが筆者の体感としては2枚で十分な印象です。

チェレンの気配り 1枚
こちらもかなりロスト軸のデッキを見たカードです。
アルセウスに置いたダメカンを帳消しにするというのはそれだけで強いです。
後述のVガードエネルギーやかがやくサーナイトも採用している為
アルセウスがロストインパクトを耐える可能性があり採用。
実はボスゴドラとも相性が良くチェレンで回収したアルセウスのダブルターボエネルギーを入れ替わったボスゴドラにつけることで使い回しができるという利点もあります。

ツツジ 1枚
ジャッジマン同様、ロスト対面では手札を流せるだけでツツジが強く使える環境といえましょう。
採用しない理由がないので最小採用数の1枚。
ちなみに関係ありませんが、筆者のファーストポケモンはサファイアなので初めてのジムリーダーはツツジ、思い出補正もあり採用。

キバナ 1枚
アルセウスデッキの宿命ですが序盤に準備ができないと相手にペースを取られて負けることがあるデッキです。
それを防ぐ為このカードは採用しています。
まったくエネルギーのない状態からアルセウスが動くというだけで逆転の札となる可能性を秘めている為、最小の1枚採用。
サーチカードが少ないデッキなので、このカードでダブルターボエネルギーやスタジアム、はたまたこだわりベルトなどにタッチできるという点で優秀です。

ロストシティ 2枚
雪道の採用枚数よりも多くしている理由はなんといってもロストヤミラミ対策です。
このカードを採用することで天敵であるかがやくリザードンを再使用不能に持ち込むことができるという事
他にもクララで後々回収しようとしているポケモンを使えなくする事は正直雪道よりも意味があると感じ2枚採用しています。
ロスト軸に対して塩を送る可能性もありますが
基本的には中盤から後半に使用する事を想定している為、相手のロストにカードが10枚溜まっているケースが体感多い印象です。
また、雪道採用のロストギラティナが増えている事もあり割る為の札としても2枚採用する意味はあると感じています。

頂への雪道 1枚
現環境やはり刺さるデッキは多いので採用。
かがやくサーナイトを採用している都合上1枚にとどめています。

Vガードエネルギー 1枚
ロストインパクトを1発耐える為に採用。
アルセウスギラティナだと2枚採用しているケースもありますが
かがやくサーナイトを採用している事とボスゴドラは本カードを使用せずにも耐える為、最低枚数の1枚。

ダブルターボエネルギー 4枚
ボスゴドラ、アルセウス、ドラピオンの技エネとして
また、サーナイトやビーダルの逃げエネとしても活用できる為最大枚数の採用。

鋼基本エネルギー 8枚
ボスゴドラはその要求エネ色の少なさから鋼以外のエネを混ぜる事も多いのですが今回は採用アタッカーは基本ボスゴドラとアルセウスだけなのでシンプルに鋼オンリーで採用。

上記が採用したカードについての解説でした。
アルセウスボスゴドラデッキはサブアタッカーの採用しやすい拡張性の高いデッキです。
正直アルセウスギラティナでよくね?という声が聞こえてきそうですが無視します。ご容赦ください。
長々と語りましたが以上とさせていただきます。
ここまで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?