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猫でもできる!! Seeed XIAO nRF52840を使ったWatchman Dongle作り

はじめに

今回はSeeed XIAO nRF52840にWatchman Dongleのファームウェアを焼いてSteamVR Trackingデバイス向け無線ドングルを作ろう!というお話です。
たぶん猫でもできます。(保証しません)

uf2ファームウェアの生成

ファームウェア生成は以下のbatファイルを使います。GitHubからFW_gen.batとSD_gen.batをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたFW_gen.batをSteamVRがインストールされている環境で実行します。

途中でこの画面が出てきたら「DYX」と打ってエンターします。
生成されたfirmwareフォルダの中に「temp_app_stamped_dyx.uf2」というファイルができていれば成功です。

次にSD_gen.batを実行し、softdeviceフォルダの中に「s140_nrf52_6.1.1_softdevice.uf2」ができているか確認します。

ファームウェアの書き込み

Seeed XIAO nRF52840をUSB経由でPCに接続し、TypeCコネクタの左側にあるリセットボタンをダブルクリックします。

PC側に新しく「XIAO-SENSE」ドライブが認識されるので、先ほど生成した「temp_app_stamped_dyx.uf2」をドラッグアンドドロップかコピーします。

ドライブが閉じるのでもう一度リセットボタンをダブルクリックし、次は「s140_nrf52_6.1.1_softdevice.uf2」をドラッグアンドドロップかコピーします。

USBを再接続するか、リセットボタンをクリックするとWatchman Dongleとして認識します。
作業お疲れさまでした!!!!

おわり

今回の方法はuf2対応ブートローダーが書き込まれたのnRF52840ならなんでもできます。安ければ2000円以下でWatchman Dongleが作れるね。やったね!!


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