大喜利バトルクルーズ（2024.6.15）

うげ

2024年6月16日 20:47

【ルール】

・この会はとある絶海の収容施設へ向かう客船の上で開催されている。収容施設への連行を回避するには”チケット”を獲得する必要がある。ただし、チケットは16人のプレイヤーに対して最大で5枚しか発行されない。

・プレイヤーはゲームを通じてチケットを争奪する。はじめに、主催からプレイヤーに対して「1億」の大金が貸与される。ゲームにはそれぞれ参加費や賞金が設けられており、所持金はその都度変動する。

・ゲームは4つのステージに分かれており、最後のFinal Stageで勝ち残った5人にチケットが贈呈される。Final Stageの参加費は1億で、3rd Stage終了時に所持金が1億を下回っていた場合には脱落となる。

【プレイヤー（敬称略）】

1. 田んぼマン
2. NAMMi
3. アッサム
4. セトピア
5. しらす
6. 初対面
7. 水戸
8. 特殊人間
9. スカイハイ
10. 青いかさ
11. クマ牧場
12. ぜあらる。
13. ケオン
14. オフィユカス
15. ステイゴールド
16. 埼玉県民

※エントリーナンバーは事前に好きな数字をアンケートで尋ね、小さい順に並べてナンバリング。1st Stageの組み分け、同順になった時の順位付けに使用。

【1st Stage】

～NGワード大喜利～

・1回回答するごとに主催の判断で300万を贈呈（参加費2000万→7答で元を取れる）。しかし、ステージ内で一貫してNGワードが設定されており、それを2回（2答）口に出すおよびボードに書いてしまうとその時点でこのステージの回答権が剥奪。

○ブロック1
・田んぼマン
・NAMMi
・アッサム
・セトピア
・しらす
・初対面
・水戸
・特殊人間

・NGワード1回→しらす

○ブロック2
・スカイハイ
・青いかさ
・クマ牧場
・ぜあらる。
・ケオン
・オフィユカス
・ステイゴールド
・埼玉県民

・NGワード1回→スカイハイ、青いかさ、オフィユカス

○ブロック3
・脱落していないプレイヤー
※この時点で全員残っていたので、8人ずつ1問ごとの挑戦に

○1問目
・ブロック1の回答者

・NGワード1回→特殊人間

○2問目
・ブロック2の回答者

・NGワード1回→クマ牧場、埼玉県民

脱落者は無し

○裏切り者投票

・プレイヤー全員に対して、事前にこのステージの概要と「NGワードを聞くかどうか」の確認を連絡していた。
・NGワードを聞いていた”裏切り者”は、投票されると賞金が没収されてしまう。その賞金はそれ以外のプレイヤーに山分けされる。

○NGワード
・「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」

○投票先

○裏切り者（NGワードを知っていたプレイヤー）
・田んぼマン
・NAMMi
・アッサム
・セトピア
・しらす
・初対面
・水戸
・特殊人間
・スカイハイ
・青いかさ
・クマ牧場
・ぜあらる。
・オフィユカス
・ステイゴールド
・埼玉県民
以上、15名

○1st Stage終了時の所持金

○余談
・「この人は裏切る」というのを可視化しておくこと、プレイヤーどうしに因縁を生むためのステージ（もちろんゲーム内だけの話）。

・NGワードが「ぱ行」なので、意識的にお題からもぱ行を弾きました。

・欲をかいた裏切り者に痛い目を見せる設計にしたいと思ってつくりました。意図的に途中で脱落した裏切り者に“策士”のイメージをつける狙いもあります。

・1回戦1問目の最後にしらすさんが主催席まで来て「ぱぴぷぺぽ」と書いたボードを見せて「出していいですか」と聞いてきました。未だに狙いがわかりません。

・先述の通り、ケオンさん以外は裏切り者にも関わらずNGワードを予想するフリをしたり、しらすさんの挙動に驚いたりするのを見て、準備とか結構大変だったんですけど、すでに元は取れた気分で居ました。

【2nd Stage】

～チーム対抗大喜利～

・4チームによる対抗戦。チームメンバーは終了時まで非公表。組分けには事前に送付したアンケートの一部を使用。

・通して6人による1人3票の印象審査。1人に対して同時に2票まで投票できる。
　1回戦からの合計票数で順位付け。同点の場合は2票の獲得数で比較。それも同数の場合は、その時点で人数が少ないチームのメンバーを優先。

1回戦（16→10）：4人1組、各組3分2題。下位6人脱落。審査は1題ごとに行う。
2回戦（10→4）：5人1組、各組3分1題。下位6人脱落。
決勝戦（4→1）：4人1組、3分1題。

・得票数の最も多い1人を擁するチームに賞金を贈呈。

・参加費は最低1000万として1万円単位で各自決定。最も大きい額を出したプレイヤーは参加費を支払わずに参加可能。賞金は全員の参加費の合計額となる。

○参加費

→アッサムの参加費は免除される
　賞金：2億2657万

○チーム分け
Ｑ. もしこの中で1つだけ超能力が得られるとしたら？
・瞬間移動：9名
・念動力：2名
・テレパシー：4名
・未来予知：1名

○1回戦　ブロックＡ
・アッサム
・青いかさ
・ぜあらる。
・ステイゴールド

○1回戦　ブロックＢ
・オフィユカス
・初対面
・スカイハイ
・埼玉県民

○1回戦　ブロックＣ
・NAMMi
・水戸
・特殊人間
・セトピア

○1回戦　ブロックＤ
・クマ牧場
・田んぼマン
・ケオン
・しらす

○1回戦勝ち抜け
1位（同率）：ステイゴールド、田んぼマン
3位：初対面
4位：青いかさ
5位（同率）：NAMMi、特殊人間、オフィユカス
8位：セトピア
9位：埼玉県民、ケオン

・瞬間移動：6名
・念動力：2名
・テレパシー：1名
・未来予知：1名

○2回戦　ブロックＡ
・田んぼマン
・初対面
・NAMMi
・特殊人間
・埼玉県民

○2回戦　ブロックＢ
・ステイゴールド
・青いかさ
・オフィユカス
・セトピア
・ケオン

○2回戦勝ち抜け
1位：初対面
2位：田んぼマン
3位（同率）：ステイゴールド、青いかさ

・瞬間移動：3名
・念動力：1名
・テレパシー：0名
・未来予知：0名

○決勝戦
・初対面
・田んぼマン
・ステイゴールド
・青いかさ

○最終順位
1位：初対面
2位：田んぼマン
3位：ステイゴールド
4位：青いかさ
5位：特殊人間
6位（同率）：セトピア、ケオン
8位：オフィユカス
9位：NAMMi
10位：埼玉県民
11位（同率）：クマ牧場、しらす
13位：水戸
14位（同率）：アッサム、ぜあらる。
16位：スカイハイ

○チーム分け

→優勝した初対面の所属する瞬間移動チームに賞金が授与

○賞金分配のルール

・チーム内における成績が高い順に提示した金額を獲得できる。成績の高い方から順に与えていき、賞金を分けきった時点で終了。全員の合計が参加費の合計を下回った場合、1位に残金が授与される。

○獲得賞金

○2nd Stage終了時の所持金

○余談
・1回戦の1題目は「海」や「船」に関するテーマで統一。本会唯一といえる客船要素。

・~~事前アンケートは3問用意し、その中から抽選で1問選び、その結果を組み分けに使用しました。~~
　そのつもりだったのですが、選択肢のつくりが甘く、まともに4チームにわけられる質問が1問しかありませんでした。

・「誰が賞金を0にするんだ！？」と思っていたんですけど、クマ牧場さんでしたね。これが見たかったんですよ、僕は。

【3rd Stage】

～嫌だお題限定タイマントーナメント～

・通して4人による印象審査。ただし、大喜利の審査結果とトーナメントの勝ち負けは必ずしも同一ではない（後述）。

・参加費（＝開始時の所持金）は2000万として、トーナメントで勝利した方に所持金が移動する。

・大喜利での得票数が多い方のプレイヤーは勝敗の決定前に「リタイア」を選択できる。相手にトーナメントの勝利を譲渡する代わりに、所持金を確保してドロップアウトできる（得票数が同票の場合には適用されない）。

・回答席の前に1～6の数字が書かれたカードが3枚ずつ、主催の席にサイコロが置いてある。主催がサイコロを転がして出た目と同じカードを持っているプレイヤーが勝利。
　回答席のカードは大喜利の得票数に応じて移動する。2-2の場合は移動が無し、3-1の場合は勝者側に1枚（勝者の手札が4枚）、4-0の場合は勝者側に2枚（勝者の手札が5枚）移る。大喜利で勝利すると手持ちのカードが増えるため、有利になる。

○お題

○3rd Stage終了時の所持金

→Final Stage進出者
・セトピア（3rd Stage優勝、2nd終了時15位からの大逆転）
・ステイゴールド（1st 1位、2nd 3位と安定した成績で通過）
・初対面（2nd Stageでは激戦を制して優勝）
・田んぼマン（2nd 2位、3rdもノーリスクで悠々と通過）
・埼玉県民（リスクを最小限に抑えて所持金を確保）
・ケオン（1st Stage唯一の正直者）

○余談
・運／大喜利力／戦略性のバランスを考えた結果、このようなルールに。大喜利部分が疎かでは？と思ったかもしれませんが、個人的に嫌だお題の連戦ってかなりハードだと思います。

・「所持金が無いと大喜利をさせ続けられる」というコメントもありましたが、まさにその通りです。決勝も2nd終了時の獲得賞金下位2名の対決でした。逆転して上がる人も出て欲しい、と思っていたので思惑通りの結果となりました。

・「こんな○○は嫌だ」の「○○」の部分の頭文字を出題順に読むと「これにきがついたらにおく（2億）あげる」となっています。実際に主催に指摘した場合、2億贈呈される予定でした（気がついたけど時間が無くて言えなかった...という人がいたらごめんなさい🙇‍♂️）。

【Final Stage】

～シークレットルール大喜利～

・審査員6人による加点審査。制限時間の6分を迎えるか、”脱落条件”を満たしたプレイヤーが現れた時点で、終了を知らせるベルが鳴る。開始前、脱落条件は回答者にのみ公開される。
　最後まで勝ち残ったプレイヤーにチケットが贈呈。

○お題

○ベルがなる前の回答者
・ケオン

○脱落条件
・制限時間6分の間に、全員の累計得点が
100点未満→全員脱落
100点→100点目を取ったプレイヤー以外脱落
101点以上→101点目を取ったプレイヤー脱落

※脱落条件を満たす＝ベルが鳴るのは、「6分経過する」もしくは「全員の得点が100点を超える」のどちらかになる。

○結果

終了時の得点→100点

○チケット獲得
・ケオン
　以上、1名。

○余談
・奇しくも1st Stageにて唯一裏切りを選択しなかったケオンさんのみ生還という結果に。

・かなり運に依存する部分も多く、考えてもその通りにならないゲームだと思います。だからこそわざと長めにシンキングタイムをとったり、終了後に戦略について聞いたりしたかったのですが...（時間が押していて無念）

・1stから3rdまでそれぞれで活躍したみなさんがFinalに進まれた結果となったので、ゲームバランスとしてはわりと良かったのでは？と思います。詰め込みすぎてあふれた意地悪も数多くあるので、そちらはまたどこかの機会で活用したいですね。

☆☆☆

以上、大喜利バトルクルーズの結果報告でした。参加されたみなさま、ありがとうございました。またのご乗船をお待ちしております。

【謝辞】

　本会は2023/9/30開催「大喜利デスゲーム」より着想を得て企画しました（あくまでも“着想”を得ただけなのでオリジナルのルールや世界観に基づいて開催しました）。
　開催を許諾してくださったセトピアさん、おさかな水溶液さんありがとうございました。

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