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BELKROOTのマジックテーブルの天板を連結したら優勝した話

気になっていたBELKROOT(ベルクロート)のマジックテーブル。何気なくホームページを見ていたら、なんと登山YouTuberの山広さんが作ったテーブルということが判明し、うおおまじか!となんか勢いでポチってしまった。

マジックテーブルは、SOTOのフィールドホッパーと比べて若干大きく、そしてフィールドホッパーよりも軽い、山のぼりにはグッと来るアイテムだ。

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展開サイズが30cm四方で、フィールドホッパーのA4サイズと比べて板一枚分多いが、フィールドホッパーの395gに対して317gと軽量になっている。

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収納サイズはほぼ同じ。高さはマジックテーブルの方が若干高い。

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実際に使ってみるとやはり、フィールドホッパーより大きく、雑にポンポンと荷物を載せても余裕があり、使い勝手がいい。
そしてフィールドホッパーの課題である「持ち上げるとたわむ問題」も、マジックテーブルではクリアされている。

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↑フィールドホッパーは持ち上げるとたわんでしまって安定感がない。

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↑マジックテーブルはL字サイド連結のため、ご覧の通り持ち上げてもたわまない。

もちろんフィールドホッパーの最大の売りである「瞬間組み立て」には設置時間では敵わないのだが、それでも30秒ぐらいのロスなので、広さと重さを考えたらトレードオフにしてもお釣りが来る。

値段はかなり張るものの、登山用のULミニテーブルとしてはとても優れており気に入っているが、若干の課題点もある。

■課題点① ぐらつく

六角レンチで接合部分のキツさは調整できるのだが、最大にキツくしてもL字連結のため隙間に余裕がある設計になっており、そのため若干ぐらつく。倒れたりすることはないのだが、このグラつきが許容範囲かどうか、これからの山行で検証していきたい。

■課題点② 天板が抜ける ※今回の加工で解決

天板が3枚あるのだが、2枚で使うことも想定されているため、天板どうしはバラバラに独立している。これがグラムカッターにとってはメリットとなるのだが、このため天板を差し込んでもロックされず、テーブルを斜めにして持ち上げると一枚だけススッと抜け落ちてしまったり、いつの間にか振動で天板間に隙間が生まれてモノが落ちてしまったりして危ない。

正直なところ、僕は2枚で使うぐらいならフィールドホッパーを使う。「フィールドホッパーと同じ大きさで150gも軽い!」というより、どちらかというと「フィールドホッパーより広いのに軽い!」が僕にとっては購入ポイントだったので、3枚の天板を連結してみた。

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僕はとりあえず家にあったインシュロックを使って連結したが、アルミ製やシリコン製のリングやショックコードなど、もっとぴったりなパーツで連結できたらより具合がいいと思う。

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いい感じだ!これによっておさまりが劇的に良くなり「収納しやすい」という副産物も生まれ、大満足に至った(マジックテーブルにはおさまりが悪くてガチャガチャしてしまい、収納しづらいという課題もあった)。

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つなげるととてもしまいやすい!これは優勝。

山広さん、次回作ではぜひ天板が連結されていてぐらつかないマジックテーブルも開発してください。僕のようなニーズのユーザーも多いと思います。よろしくお願いします!


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