お金で悩むのはなぜ?

●「金持ちになりたいわけではない」「せめて一生懸命働いた分、お金の不安がなくなってほしい」

こんにちは。
大手金融機関に勤務しつつ、noteやtwitterで相場、経済について情報発信をしている上沢央(うえさわ おう)と申します。

さて、自己紹介のnoteでも書きましたが、私達はみんなお金の不安を抱えながら生きています。
「老後の生活資金は足りるのか?」
「子供の教育費はいくらかかるのか?」
「自分の年齢だったら、いくらくらいの貯金があるのが普通なのか?」
そういった不安がない人はいないでしょう。

このような不安を解消するにはどうしたらいいでしょうか?
「一生懸命働いて貯金する」
「ギャンブルや起業で一発当ててお金持ちになる」
といったことを考える方もいるでしょうが、それは少し違うと思います。

「一生懸命働いて貯金する」という人は、いくら貯金すれば満足できますか?
「一発当ててお金持ちになる」という人は、どのくらい儲ければ安心できるでしょうか?

そこの答えがあいまいなまま「とりあえず貯金しよう」「とりあえずお金を稼ごう」と考えてもつらいのではないでしょうか?
ゴールのないマラソンを走るようなもので、いつまでにどのくらいのお金を貯めればいいかわからない。
よくわからないまま、コツコツ節約して、貯金して、でもそれで十分なのかよくわからない。
そういう暮らしが何年も続くのはちょっと辛いのではないでしょうか。

「金持ちになりたいわけではない」「せめて一生懸命働いた分、お金の不安がなくなってほしい」
そう思う人が最初にやらないといけないのは勉強です。
お金について勉強しないと不安は消えません。

「子供を大学卒業させるためにいくらかかるのか?」
「年収300万だとどういう暮らしができるのか?500万だとどうか?1000万だとどうか?」

こういう目安はいろいろな書籍やサイトで紹介されています。
そういうことをしっかり勉強して始めて、安心感が沸くのではないでしょうか?
「●円の貯金があるから、とりあえず子供を大学まで通わせることはできそうだ。」
「●円の貯金があるから、1年で●円使ってこんな暮らしをして、それを●年続けられる。」
こういう安心感は情報があってこそだと思うのです。

「金持ちになりたいわけではない」「せめて一生懸命働いた分、お金の不安がなくなってほしい」と思っている人は、
お金だけでなく、情報や知識も手に入れないと不安が消えないのです。

●定期預金だけでは怖すぎる

また、お金についての不安を解消するには、日本や世界の経済、相場についてもある程度の知識が必要だと思います。

例えば、「インフレになると定期預金は実質目減りする」と言われてピンと来ますか?
また、「今の日本はインフレか?デフレか?また、今後インフレになりそうか?デフレになりそうか?」
「インフレになるとしたら、どんな方法で貯蓄をすればいいのか?」
「デフレになるとしたら、どんな方法で貯蓄をすればいいのか?」
こういった疑問に自分なりに納得できる答えを持っていますか?

このあたりの知識がないと、「とりあえず定期預金はしたけどこれで良いんだっけ?」という不安が残ります。
最悪の場合、「一生懸命定期預金で貯蓄をしたのにインフレで価値が減っていしまった。どうしよう?」
となってしまうかもしれません。

詳しくはこちらのnoteにも書いたのでよかったらお読みください。

https://note.com/uesawaoh/n/nc4567125af10

●なぜ「勉強」は面倒臭いのか?

さて、「お金の不安を解消するためには勉強が大切だ」「知識や情報が大切だ」と聞いて皆さまどう思いましたか?
「よし!わかった!勉強する」
となる人はあまりいませんよね。

「確かに勉強は大切なのだろうけど、面倒臭い。」
「経済やお金の勉強はなんとなく難しくて、とっつきにくい」
そう思われた方が多いと思います。

その原因は「お金や経済に関する情報は量が半端なく多い」というところにあるのだと思います。

少しお金について勉強しようとすると、ものすごくたくさんの情報にぶつかります。

老後2000万円問題
積立NISA
投資信託

外貨預金
日銀
FOMC

知るべきことは膨大にあり、情報の洪水に飲み込まれてしまいそうです。
情報の取捨選択や解釈がキチンとできない状態であまり多くの情報に触れると、人はパンクしてしまうのです。

実は私自身、そんな経験をしたことがあります。
私は以前金融機関で運用の仕事をしていました。
会社のお金で債券や株の取引を行い、利益を得る。
そんなプロの投資家でした。
「投資のプロになれば世界中の経済情勢をクリアに見通せるのではないか?」
そんな思いで、鼻息荒く運用の仕事を始めましたが、その実態は私の想像と少し違いました。

津波のように押し寄せる情報に右往左往する日々。
あふれる相場関連のニュースに一喜一憂していました。
特に相場が大きく動くのはNY時間(日本では夜中)です。
なので家にいる時も気が休まらずスマホ片手にずっと情報収集をしてるような日々でした。
溢れる情報を処理しきれずにアタフタすることも多かったです。近視眼的だったと思います。

情報が多すぎると実際の取引をするときにも迷いが出ます。
債券は上がると思うから買いたい。
買いたいけれど、でも、こっちの情報源からはネガティブな情報が流れてくる。
これを見ると買いたくなくなってしまう。
…とは言え自分では上がると思うんだけどなぁ。
…う〜ん、どうしよう。。

不安や悩みが尽きませんでした。
「頑張って節約して貯金はしているつもりだけど、これで良いのかな?」と悩んでいる人と同じ状態ですね。

今にして思えば情報の取捨選択が足りなかったと思います。
どんな情報が大切なのか優先順位をつける。自分なりの解釈を加え丁寧に落ち着いて相場を見つめる。
そういう行動ができればもう少し経済をすっきりと見渡すことができたと思います。

●透明な経済
私のnoteでは、こうした「情報の洪水に溺れる」という事態を避けるために、複雑な経済情勢も、極めて簡単でシンプルな言葉で書いていきます。
例えば、小難しい日経新聞の記事をものすごくかみ砕いて説明したりしてます。

https://note.com/uesawaoh/n/n8101ea692a73

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最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、上沢央でした。

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