マウスジェスチャー環境の再考
Windowsユーザにしか関係ない話かも
自分はかなり以前からマウスジェスチャー派で、スレイプニルのブラウザがリリースされた当初からマウスジェスチャー最高!これは手放せないという状況になっていました。
時は流れて、やっぱりブラウザもChromeに行くしかないかなあという状況となり、ブラウザの変更とともにマウスジェスチャーをどうしなければいけないか考える必要がありました。そこで行き着いたのはChrome拡張機能のcrxMouse Chrome Gesturesでした。使った感じとしては悪くはないのですがデフォルトのジェスチャーのバインディングがなんとなく嫌かなという状況なのですが、背に腹は変えられず、数年来使っていたかと思います。
ただ、弊社も多分に漏れず一般業務アプリ以外のインストールやChrome拡張のインストールができないという足枷があり、業務上ではマウスジェスチャーの使用ができない状況でした。著しく、生産性が悪いなあというところです。
そんな環境でもう少し生産性を向上させたいなあと思い、現状からの脱却をしてみようとマウスジェスチャー環境を改善させようと思ったわけです。
多ボタンマウスでいいんじゃね?
「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」(刃牙風)
多ボタンマウスでもボタンにショートカットや機能を設定する機能はあるのですが、以下のような問題点もあります。
価格が少し高い(少しどころではないものもある)
マウスサイズが大きくなりがち
多ボタンのボタンが押しやすい場所にあるとは限らない
こんなところでしょうか。価格が高くなるのは最悪許容できるとして、以下の2つは手の小さい人間からするとかなりの負担になります。そのため、自分は可能であればマウスジェスチャーを使用したいと考えています。
そんな中でも以下のマウスは手の小さい自分でも大きさ、ボタン配置がいい感じでした。セール対象であれば購入はありかなと思います。
マウスジェスチャーアプリ「StrokesPlus.net」
マウスジェスチャーを行うネイティブなアプリもいくつかあるのですが、自分はStrokesPlus.netを選びました。
以下が理由となります。
バージョンアップが最近も行われていて今後の開発も期待できる
…特にWindows11への対応でのアプリを変えたくないPortableバージョン(インストール不要)のアプリが存在
…会社でもできれば使いたいブラウザなどアプリ毎にもジェスチャーを決定でき、デフォルト動作も設定できる
…アプリ毎にショートカットが異なるアプリがある場合、個別設定を生かせるのが楽設定ファイルをエクスポート・インポートすることで、設定を他のPCに移行可能
…会社と私生活での設定の両立アプリの機能を簡単に無効化できる
…タスクバーのアイコンをクリックするだけで有効・無効化を操作できるので楽
やはり、Portableバージョンのアプリがあることが大きな後押しになりました。設定もおおむね日本語化できているので使いやすいです。
自分はChromeのデフォルトのジェスチャーに加えて以下を追加しています。これでかなり楽になりました。
Page Back(Alt+←)、Page Forward(Alt+→)
Page Top(HOME)、Page Bottom(END)
Left Tab(Ctrl+Tab)、Right Tab(Ctrl+Shift+Tab)
あとは、コピー、ペーストなども追加することで、さらに作業の短縮ができると思います。また、スクリプトを記載できるのでバッチ的が操作も可能になります。
おわりに
私生活・会社の業務の両方でマウスジェスチャーを使用できるようになりました。ブラウザ以外のアプリでもジェスチャーを使用することができるのはちょっといいですね。WordなどのOfficeアプリでもコピー、カット、ペーストにマウスジェスチャーを使えるのも便利だなと思います。