鍋で炊く　美味しいご飯

日本人はご飯が大好き

数年前からご飯が美味しく炊ける高級炊飯器が続々と販売され、中国からの観光客の皆さんも爆買いして大変話題になりました。
そんな時期に我が家も高級炊飯器を購入いたしました。

そうして1年後

いつものように夕飯を作ろうと炊飯器のスイッチをオンにした　その時　バンッと音をたてて突然炊飯器が壊れました。炊飯器の底に付いているプラスチックの部品が吹っ飛んでさらに蓋も閉まらなくなったのであります。もう夕方で夕飯の支度の真っ只中、炊飯器なんて買いに行く時間は無いし、何より今日の夕飯に食べるご飯が炊けないじゃありませんか。どうしよう、どうしよう。

そこで困った果てに思いついたのが鍋で炊く事だったのです。土鍋でもなくふたのある普通の片手鍋で急遽炊き上げその日は無事ご飯にありつけたのであります。

この炊飯器が突然ぶっこわれるという事件のあとから我が家ではず〜っと土鍋や鉄鍋で米を炊くようになったのです。
これがとっても美味しくて幸せなので是非おすすめしたいのです。

なかでもとっても美味しくご飯が炊けるストウブという鉄鍋でのご飯の炊き方をご紹介します。

米をとぎ、米と同量の水にプラスアルファ水を足して中火にかけます。ぐつぐつわいてきたらふたをして弱火で10分炊きます。10分後火を止めてふたをしたまま10分蒸らします。これで美味しいご飯が炊きあがります。

炊飯器のように予約機能や保温機能はありませんが特に問題なく美味しいご飯を頂いております。

鍋は突然壊れることもないですし、ご飯を炊く以外にも料理を作ることもできますので満足な結果であります。

ちょうど保証期間が切れた頃に壊れた電化製品。
日本の技術を持ってすれば壊れない製品を作ることは難しくないはずです。けれども長持ちする商品を作れば消費が抑えられてしまいます。

適度に壊れる商品を売ることで適度に消費を促し経済をまわしている。これではずっと粗製乱造、大量生産　大量消費　大量廃棄の波がおさまるはずもありません。

この辺が改善されれば再生可能な社会の構築も難しくはないのかもしれませんね。