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自衛隊による防災学習と自衛官募集チラシ配布を、中学校で行うことに反対-その2

2024年1月30日 問題を感じた方々と一緒に滑川町役場へ行き、滑川町教育委員会の方から経緯を聞くとともに、抗議の意を示しました。

自衛官募集チラシ配布の経緯

・”カレンダー”として、校長は報告を受けていた。担任が配布した
・配布前に校長は現物は見ておらず、見ていたら配布は許可しなかった
・防災学習に自衛隊を呼ぶことは、校長が手配をしており、教育委員会は関わっていない
・[事後]滑川町教育長は、現物を見て中学校への配布許可を求められたら許可しないだろう、との意見をもった

配布はうっかりミスだった?

自衛官募集チラシを見せずに口答の報告のみで、担任が配布を判断したのは、その前に自衛隊による防災学習があったからではないか?
自衛隊の講演の内容から、募集チラシを配ることに違和感を覚えなかったのでは?
自衛隊による防災学習を行ったこと自体が、防災学習の内容自体が、校長のチラシ配布の容認行為だったと考えられるのでは。

なんで、そんなに問題にするの?と感じる方へ

「自衛隊は災害対応に来てくれる・困った人を助けてくれる正義の味方!」
という刷り込みを子どもたちに、してはいけないからです。

これが歴史の事実です

「戦場で軍隊は住民を守れない」 沖縄戦の戦争体験記は訴える
https://www.nhk.or.jp/okinawa/lreport/article/000/74/


災害救助の専門は”消防”

特別救助隊(とくべつきゅうじょたい、通称レスキュー隊)とは、人命救助活動を主要な任務とする消防の専門部隊のこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自衛隊は軍隊

自衛隊(じえいたい、英: Japan Self-Defense Forces、略称: JSDF)は、日本の保有する軍隊もしくは防衛を主任務とする非正規の実力(実力組織)である。イギリスの有力シンクタンクである国際戦略研究所(IISS)の年次報告書「ミリタリー・バランス」では、2020年の日本の軍事費は世界第8位に位置付けられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自衛隊が徳之島で統合演習、離島奪還を想定 水陸両用車「AAV7」使用


『自衛隊「海外派遣」、私たちが刷り込まれてきた二つのウソ〜ゼロからわかるPKOの真実』
伊勢崎 賢治
【記事抜粋】例えば、自衛隊が施設部隊として参加するPKF多国籍軍のうちのブラジル歩兵部隊が敵と交戦したとしよう。その場合、敵から見た交戦主体は、そのブラジル部隊だけか、それともPKF全体か。戦時国際法・人道法は、後者の考えをとる。
https://gendai.media/articles/-/47860?page=4

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