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9月議会の一般質問(2023年 令和5年)

今、滑川町では2つの公共施設を新築する計画が進んでいます。コミュニテイーセンターの建替えと(仮称)福祉センターの新設です。
私はこれに強い疑問をもち、このまま進めることに強く反対しています。
2件の施設計画につき、一度立ち止まることを求めていきます。

 6月の議会で、建設計画が進んでいることが分かり質問をしていますが、返ってくる回答は「町の中心につくる」「町長の選挙公約だから」。この説明で止まってしまいます。
 9月議会の上野一般質問では、選挙公約イコール町の施策ではないので「公約だから」以上の説明が必要な事、なぜ「町の中心」であるのか、人口データや距離データを考慮しない理由は何かを聞き、議論を深めたいと思いましたが・・・

議会の音声配信を、ぜひお聞きください。


35分から私の再質問があります。滑川町はここからは原稿なしの、言論勝負です。
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/namegawa/WebView/rd/schedule.html?year=2023&council_id=17&schedule_id=3

私は「時点修正」の仕事をしていたことがあります。時点修正は恣意的なものではありません。


 固定資産税を払っている方は多いと思います。持ち家の土地・家屋の固定資産評価額を決めるのは3年に1回。間の2年は時点修正を行って調整します。
これは地価調査(国土利用計画法施行令に基づき、各都道府県知事が毎年7月1日における基準地の1㎡当たりの価格を調査し公表)によって、発表される基準地価格をもとに、基準地と課税地の距離や利便性のバランスを数値化して税金のもととなる価格を出します。
 基準地価格を出すのも、1積算価格 2比準価格 3収益価格 と3つの分析手法を使って、専門の資格者である不動産鑑定士が分析・決定しています。
 時点修正は恣意的に行っているのではなく、資料と、複数かつ多岐にわたるデータに基づき数値化のうえで、行っています。

 既に町で作られている専門家の調査に基づく資料と整合性がとれていないことについて、大塚町長が「これは時点修正だ」と言いました。どんな資料に基づき、どんなデータ分析をして、「時点修正」を行ったのかを教えてほしいと思います。

「時点修正」は恣意的なものでも、感情の移り変わりに基づくものでもありません。
データに基づき、数値化の上で行うものです。必ず、感情論ではない根拠があります。
「時点修正」の根拠はなんでしょうか。

この答弁に、私は反論したいことが多くあります。
残念ながら、私が反対したくらいでは 計画は進められるでしょう。
私ができるのは、「何が本当の理由なのか」に、議論によってできる限り近づいて、皆さんにお伝えすることです。

ジャッジするのは、あなたです。
この説明で納得するか、おかしいと思うか。
この計画がこのまま進んで、自分にとって良い事か・悪い事か。
この施設が役場周辺にできて、自分は便利になるか、森林公園駅近くにできた方が便利か。

人口2万人弱の小さな町だからこそ、住民の方が声をあげれば計画が止められる可能性はあります。

「どうせ変わらない」とあきらめないで、声を出して行きましょう!


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