Mikatusからfreeeにジョインしました!
こんにちは。2022年10月にMikatusからfreeeにジョインしたuemuraです。
freeeとMikatusの合併によりfreeeにジョインした形となります。
Mikatusでは、税理士のためのクラウド税務・会計・給与システム「A-SaaS(エーサース)」のプロダクト責任者を務めていました。
freeeにジョインして、今後どのような価値を生み出していきたいと考えているか、そして、実際にfreeeにジョインした感想を書きます。
今後生み出したい価値
まずは公式発表から。
私はこれまでプロダクト責任者としてA-SaaSの方向性を考えるにあたり、「どうすれば税理士がスモールビジネスの経営をより効果的に支援できるのか?」ということを主軸に考えてきました。
税理士は、スモールビジネスにとってなくてはならない存在です。
スモールビジネスの経営者は、財務や会計に詳しくない方がほとんどです(もちろん、その分野に詳しい方もいらっしゃいますが、かなり少数派だと思います)。
社内に詳しい人もいませんし、外部の力に頼ろうと思っても資金に余裕がなく、十分なサポートを受けるのは難しいというのが多くのスモールビジネスの現状です。
では、スモールビジネスは、自社の財務や会計をどうしているのでしょうか?
実態として、多くの方が税理士に相談されています。
税理士は、①税だけでなく財務や会計の専門家として確かな専門知識を持ち、②多くのスモールビジネスの実例を知っていて、効果的なアドバイスができるだけでなく、③経営者が自社の財務状況を隠さずオープンに見せることができる相手であり(税の相談にあたって隠し事は禁物!)、④ビジネス上の利害なくどんなことでも相談できる相手だからです。
お金の相談をするだけなら、金融機関に相談することもできます。しかし、お金を借りる相手である金融機関を相手に、自社にとって不利な情報をさらけ出して相談することはなかなか難しいものです。税理士であれば、どんな内容を相談しても自社のビジネスに悪影響を及ぼす懸念がまずありませんので、安心して相談できます。
なおかつ、税理士は、月数万円の顧問料を支払うだけで、税に限らず、財務、会計、その他経営全般の相談に乗ってくれます。それなりのコンサルタントにコンサルティングを依頼すれば、1回のコンサルティング報酬が数百万円にもなりうるということを考えると、実にリーズナブルです。
これほど身近で頼りになる存在は、税理士以外にいません。
こうしたわけで、多くのスモールビジネスが税理士の力を頼りにしています。「スモールビジネスを、世界の主役に。」というfreeeのミッションの実現には、税理士の力が欠かせないと思います。
私たちはこれから、Mikatus時代に培った税理士業界の理解と経験に基づき、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム。」の実現に向けて、freeeとA-SaaSのマジ価値ある“統合”を進めていきたいと思います。
その先には、世界の主役として活躍するスモールビジネスを税理士が効果的に支援する、新しい世界が実現しているはずです。
ここがすごいよfreee
実際にfreeeにジョインしてみて、すごいと思ったことを挙げてみます。
ミッション、ビジョンが明確。誰のために、どんな状態を目指すのかということがはっきりしているので、目的意識を持ってはたらくことができます。
オフィスがすごい。大崎ネストの広さ、快適さ、機能性、デザイン性、楽しさには本当に驚きました。オフィスではたらくことが楽しくなります。
入社時研修(オンボーディング)がすごい。必要な知識が体系的かつ網羅的にまとめられていて、すごいスピードでインプットされます。情報量がすさまじい。
ダイバーシティとアクセシビリティへのこだわりがすごい。入社時研修で真っ先に受ける研修のなかにダイバーシティ研修とアクセシビリティ研修がありました。ビジョンに含まれる「だれもが」という4文字に強くこだわって会社が経営されていると感じました。
目標設定と評価の制度がすごい。OKR、インパクトレビュー、グロースビジョンといった、個々人の成長のための仕組みがしっかり構築・運用されていると感じました。
ホスピタリティがすごい。入社前から入社後までさまざまな方にお世話になりました。優しい方ばかりで、どんなことでも親身に相談に乗ってくださいました。みなさん、本当にありがとうございます。
今後に向けて
多くの方のご協力のもと、これまで一緒に働いてきたMikatusの仲間とともに無事にfreeeにジョインすることができました。
仕事の方はまだ慣れないところもたくさんありますが、1日でも早く価値を発揮できるように奮闘していきたいと思います。
今後もメンバー一同マジ価値の実現に向けて頑張っていきます!
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