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教員を辞めて思うこと…『もったいない』

2021年の3月に小学校の教員を辞めました。

定年を前に退職する教員は珍しいので、
『思い切ったね。』
と言われることが多いです。

それと同じくらい、
『お疲れ様』
という言葉もいただきました。

それと同じくらい言われた言葉は、

『もったいない』

安定した公務員を19年間続けて、辞める

そのことに対する驚きだと思われます。

あと25年働けば…

退職金を満額もらえたと思われます。

私が教員になった頃(20年前)

いわゆる団塊世代の退職時期ちょい手前。

退職金で悠々自適生活が送れる…的な話を

よく耳にしました。

確かに、その頃定年退職された方は、

別荘を買ったり、家を新築したり…

海外旅行や国内旅行を楽しんでおられる方が

多かった。

そこから働く年数を重ねるうちに…

どんどん退職金が減ってるわよ

あなた達が退職する頃はいくらもらえるのかしら…

という具合にどんどん雲行きが怪しくなっている

とは言うものの、

退職金が出ない会社も少なくない中

やはり公務員は恵まれているのよ…

という認識が一般的。

さらに、コロナの影響で

経営難に陥る業種が少なくない中

全国一斉休校になっても、

教員は決まった日に決まったお給料が

振り込まれた。

ザ・安定

その全てを一回捨ててみた。

人生一度きりなら…

自分の人生を生きなきゃ『もったいない』

これが私の出した答え。

教員を辞めてみて、4ヶ月。

後悔は1ミリもなく

新しい毎日の中で、

新しい自分に

新しい価値観に

生まれ変わった自分。

自分の人生を自分で決断して進む

自分の人生を自分の足で歩く感覚。

いつの間にかなくしていた

大事な感覚を取り戻した…

そんなわけで、

仕事を辞めてみたら

世界の見え方が変わった

というお話でした。

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