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Alien/エイリアンという単語、言葉に、地球外生命体的な意味を刷り込ませたのは、何の意図???

ここに来て、エイリアン/Alien という言葉遣いについて考えてみたい。

今では、Alien/エイリアンと聞けば、十中八九どころか、十人居たら十人、百人居たら百人が、異星人や宇宙人を連想するであろう、だが、エイリアンとは、本来の意味は”余所者“、そこから転じて、”外国人“という意味しかなかったはずなのに、更には何の意図か、偶か、米国では、自国籍や市民権を有さない者、なんて意味で使われるのを、殊更に定着を謀った節があり、それから程なくして公開上映された 映画”エイリアン“ の影響で、本来の意味をほとんど連想されることもなく、顧みられこともなくなった、つまり単語そのものが乗っ取られてしまったという珍しいケースであるのだ。

そんな動きを逆手に取り、エイリアンAlienの本来の意味が外国人や余所者だったのを、そこにあまり使われなかった同様の意味である『異邦人』を大々的に打ち出し、この”異邦人“という言葉をもって、単なる外国人や”余所の人達“でもないが、かと言って異星の人、地球外生命体なんて意味ではさらさらない、という辺りを強調し、真っ当な議論の俎上に乗せれる努力を唯一人で続けて居られるのが、将しく飛鳥昭雄/アスカアキオという方なのである!!

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