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【ロック】ストーンズが観たい!①

1.ローリング・ストーンズ見ずに死ねるか!


 1990年2月、ローリング・ストーンズが日本にやって来た!
チケット争奪戦に勝利して、東京ドームで、夢にまでみたライブを堪能。
ビートルズには間に合わなかった1970年代生まれの私が、どうにかストーンズには間に合ったみたい。
 あれから30年以上…。
 自称・美青年の小僧の私は、日々の生活に追われて、ストーンズ初来日の時のトキメキを失いつつあった。
 それでも、彼らは、何度か来日し、「皆勤賞」とまではいかないまでも、ツアーのほとんど、足を運んだ。
 ひとりで観に行くこともあれば、ミックとキースばりの友情で結ばれた幼馴染と同行、そして、やがて私の妻になる人とのライブの同伴もした。
 ビル・ワイマンの脱退、チャーリー・ワッツの死。
 それでも彼らは転がり続けている。
 18年ぶりのオリジナル・スタジオ・アルバム、「ハックニー・ダイヤモンズ」が発表された。この音源には、度肝を抜かされた。
 はじめて、ストーンズのアルバムを買った「ダーティー・ワーク」以来の衝撃を受けた。もう80歳になる「おじいちゃんバンド」そんな年齢を感じさせない。
 人生100年時代の今、ローリング・ストーンズ、というか、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの生きざまは、アンチ・エイジングのヒントになりそう。
 すでに50代の「おじさん」の私にとって、ある意味で、ストーンズの存在は、「理想的な老い方」の手本である。
 ストーンズ再活動のニュースに、30年前の「あの熱い感情」が込み上げてきた。もう一度、死ぬ前にもう一度、彼らのライブ・パフォーマンスを観たいと思う。

1990年東京公演・夢が叶う!

2.北米ツアーの発表


 そして、2024年の北米ツアーが発表された。
 「辛抱強く、日本公演の吉報を待つか…」
 「いっそのこと、北米まで見に行くか…」
 いや、ストーンズを見に、アメリカまで行くなんて、とても家族に言い出せない。ただし、不確定な来日を待つのなら、いっそ渡米したい気もする。
 40歳になって、やりなおし英語を続けている私。
 何のためにTOEICスコアや英検の合否結果に一喜一憂しているのか?
 そりゃあ、英語の勉強は趣味だからさ…。
 でも、その先に何がある?
 やはり、英語の資格でそれなりの結果を出して、ロックの本場、米英で、ローリング・ストーンズのライブを不自由なく観ることではないのか?
 もう十分、勉強(インプット)はしている。
 そろそろ自分のために楽しみ(アウトプット)してもいいのでは?
 現実的には、仕事を休んで行くので、日本からは比較的に距離の近い、西海岸がベストである。
 ストーンズの北米ツアー(2024年)の西海岸のスケジュールは以下のとおり。
 ・5月15日、シアトル
 ・7月5日、バンクーバー
 ・7月10日、ロサンゼルス
 この三択かな?
 推しは、バンクーバー。
 これまでも何度か観光に訪れたので、土地勘もある。
 妻にそれとなくメールしたら、やはり妻も「バンクーバーがいい」と言ってきた。
 でも、子供はどうする?
 まさか、国内の温泉旅行のように、子供を置いていくわけには行けまい。
 家族揃って海外へ行く余裕もて無い。
 「アナタひとりで行って来たら?」
 妻から思いもよらない返事が来た。
 思えば、単身の海外旅行なんて、したことがなかった。
 人生50年の再リセットには、ひとり旅もいいかもしれない。
 単身バンクーバーか…。
 ただし、懸念材料がある。
 7月前半は時期が悪い。
 ちょうど、その頃は、仕事が忙しく、海外旅行などと流暢なことはいってられない時期である。同様に翌々週のロサンゼルスもしかり。
 ひとり旅ならば、なにも西海岸に限定せず、アリゾナやラスベガスなんてのもいいかもしれない。
 けれども、会社を休んでいくとなると、夏休み時期ではないので、長期休暇が取れない。
 となると、5月中旬の「シアトル」一択である。
 シアトルならば、大リーグ「シアトル・マリナーズ」も見てみたい。
 以前、仕事で(少しだけ)知り合いになった、マッハさんも、今はシアトルにいると風のウワサで聞いている。
 知人との再会、野球観戦、ローリング・ストーンズ…。
 思えば、これ以上ない、「ベスト」な選択である。

何のために英語の勉強しているの?

3.「地球の歩き方」からはじめる


 シアトルでローリング・ストーンズを見るためのプロジェクト。
 やることは山ほどある。
 パスポートもコロナ前に失効したし、なにしろ、海外公演のチケットをどうやって取るのかがわからない。
 そういうことを含めて「英語の勉強」「人生経験」と割り切って、この計画を楽しみたい。
 まずは、なじみの書店に行き、「地球の歩き方・シアトル編」を購入。
 「地球の歩き方シリーズ」では、シアトル以外にも、候補にしているアメリカの都市が売られていたが、最新版(2024~25年版)を売られたいたのは、「シアトル」だけだった。
 これも「シアトル」を推す理由のひとつ。
 毎月、朝勉朝活のために、足を運ぶ「スターバックス」も、シアトルにゆかりのある店。スタバ1号店なんかも行ってきたい。
 「地球の歩き方」を買ったのは、ローリング・ストーンズを見るためのまずは第一歩。
 さて、次なる手立ては、5月15日のシアトル公演のチケット。
 どうやってゲットすればいいのだろうか?(つづく)

まずは「地球の歩き方」から…

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