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「生成AI研修(プロンプト練習編)」を行いました。


上田市情報システム課M田です。

5月に生成AI基礎研修を2回行い、その後上司からの一声「次のステップはM田が講師として進めるように」が発令されました。

本格的に生成AIを扱うようになってからまだ1年足らずの自分が、果たしてどこまで出来るか未知数ですが、業務である以上、中途半端なものにならぬよう進めることとしました。

いつまでにという明確な期限はなかったのですが、夏には実施できるように準備を進め、教材は「AIに上手く回答してもらうには、プロンプトをどのように工夫すればよいか」という視点で、何度もトライ&エラーを繰り返しながら作成しました。


本編テキスト(表紙のみ)
演習テキスト(表紙のみ)

研修開始

持ち時間が90分なのにテキストの合計が87ページ・・・。

それはさておき。
今回の研修は募集条件を設定しました。
(1)5月開催の基礎研修受講者
(2)生成AIの利用者

庁内で、生成AIを業務に取り入れることができ、周辺の職員に生成AIを使用して業務が効率化するアドバイスが出来る職員が増えたらいいなという思いもあり、少しハードルを上げました。
また、今回の研修は準備から何から9割以上ソロ活動なので、研修中に細かくアドバイスできる上限として、募集人数も10人としました。(申し込みは9名でしたので閑古鳥にならずに済みました。)

基礎的な復習を行ったのち、演習メインで、「どのようなプロンプトを書けばAIは理解してくれるか」を体感してもらえるように進行しました。

研修の様子。筆者撮影。

皆さん熱心に受講していただき、こちらも準備した苦労が報われました。
せっかく参加していただいたので少しでも役に立っていればいいと思う次第です。

研修のテキスト作成、予行演習を通じて、自分自身の勉強不足を痛感するとともに、「人に教える」ことは「自分も相当量の勉強をして臨まなければならない」という至極当然の経験ができました。

これからも精進して、さらにAIを業務に浸透させられるようにできればと思います。
また、先進地の皆様の経験・情報もセミナー等で吸収し、自分自身のレベルアップを図っていきたいと思います。