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楽しくて少し刺激的だったウルムチ(1)

[1]ウルムチとは

中国の西部、新疆ウイグル地区の100万都市である。ユーラシア大陸の中央部で、海から最も離れた都市とも称される、シルクロードの要所。もともと中央アジアの文化圏に属し、キルギスやカザフスタンなど西との文化的な結びつきが強い。ウイグル族が100万人以上中国政府により収容されているといわれている。

https://www.sankei.com/world/news/180913/wor1809130004-n1.html

情勢的には今は落ち着いているが、今後どうなるか?

というくらいが訪問する前の知識だった。

中国人の同僚からは、何故そんなところに行くのか? 観光で行くところではない。行っても街でカメラで写真を撮ってはいけない、と言われた。

西安の、英語を話すガイドからは、そんなとこに観光に行く奴は聞いたことない。中国人はみんな上海とか北京とかに行くんだよ。でも暴動は公安(警察)が対象だから、一般の人はそんな危険ではないよ、とのこと。

旅は西安で兵馬俑を楽しんだのちに、ウルムチ空港に夜に到着。寒いと思ったらその日の最高気温はマイナス11度、夜はマイナス16度だった。少しトラブルがありながらも繁華街のホテルへ。

翌日は街歩きを普通にして、楽しい時間を過ごした。スマホで普通に写真を撮って、羊料理を楽しんでいた。


いわば、普通の観光地だった。

続く

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