スタンドアップコメディ

ハクチョウやツルやオウム、ワシ、カモメ等は一生を同じパートナーと過ごすらしい。人はロマンチックと言うかもしれないが、彼らはそんな事を考えていないだろう。鶏は三歩歩けば忘れると言われる様に、彼らはただ忘れているだけ。

朝、目が覚めて隣に居るから求愛するだけなんだ。

朝、昨日1日中一緒に居た相手に、「へい、かわい子ちゃん、一緒に飛んだり、魚を食べない?」と口説いてるんだ。相手も1晩で忘れている訳だから、「それは楽しそう。それと貴方は誰?」って答えてる。

もし人間だったら、どう感じる?
1夜を共にした相手から、「へい、良かったら今度一緒にランチでもどう?」
こんな薄情な相手は正しく鳥頭だろう。

そもそも将来について考える動物は人間だけらしい。鳥の生涯を観察して、それをロマンチックと漏らすのも人間だけだろう。
鳥になりたいっていうのも人間だけ。飛行機やロケットやら、人間は何故か空に憧れる。高層ビル、パルクール、崖やジェットコースター。
つまり馬鹿な鳥だった頃に戻りたいと心の奥で思ってる。これが正しく人間の先祖が鳥だったって証拠なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?