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魔性の男、鈴木誠也の能力を引き継ぎし者、それは羽月隆太郎である

※2020年シーズン前に書いたものを、羽月選手の2020/08/07の大活躍を受けて再公開します

魔性の男、鈴木誠也の結婚がカープに落とす影…!?その能力を引き継ぐ者は誰なのか

このオフシーズン、カープにとても心配なニュースが飛び込んできました。我らが主砲、鈴木誠也の結婚報告です。いや、このニュースは間違いなく心底おめでたい最高のニュース!心からおめでとうと伝えたいのは間違いありません。手放しで喜びたい!しかし…

今や日本を代表するスラッガーとなった鈴木誠也が、実はとんでもない「魔性の男」であることを、あなたはご存知ですか?

なんと言っても、チームメイトの外野手・野間峻祥と仲良しすぎるのです。一緒に同じ美容室に髪を切りに行き、ふざけてお互いの髪をセット。そんな写真をSNSにアップしてファンをほっこりさせたこともありました。昨年のお正月特番では、2人仲良く露天風呂に入浴。タオル一枚を腰に巻いただけの野間と、彼の尻を枕にした誠也が、ふたり仲良く湯船の端で横になっている…そんなマッスル画像が特番の宣伝写真として公開されると、我々ファンは光の速さでお宝画像フォルダに保存したものです。

実際に野間本人も、昨年の地元テレビのインタビューで「平成の一大事は何か」と聞かれ、「誠也と仲良くなりすぎたこと。いつの間にか一線なくなっていた」と答えています。これには私も、「え!?やっぱり一線超えた?超えたのね!?」と大変興奮したのでした。

しかし、誠也が仲良すぎる選手は野間だけではありません。昨シーズン1番センターでブレイクした西川龍馬とも、ただならぬ関係を感じさせるエピソードがあるのです。ある番組で「誠也に直して欲しいこと」を聞かれた西川は、とんでもない回答をしています。

「急にチュウするのやめてほしいです」

急に!チュウ!!!1994年生まれの同級生2人が!急にチュウ!!!

なんでも、誠也がエスカレーターなどで後ろにいると、ふいに腕などにチュウされるのだとか。な、なんだその可愛い仕草は!181センチ90キロ超の男が繰り出す突然のチュウ…!その状況のあまりの破壊力に、私は膝から崩れ落ちたことを昨日のことのように思い出します。

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<とにかく仲が良すぎる鈴木・野間・西川を見ているだけで最高に楽しい>

他にも、エルドレッドの娘との結婚を狙ってみたり、堂林の娘にキスをしそうになって奥さんに怒られたり、寮時代に大瀬良大地のベッドにパンツ一丁で寝ていたりと、鈴木誠也の魔性系エピソードは枚挙に暇がありません。

そんな彼が、このオフに結婚を発表。ついにその魔性の納め時がきてしまいました。事実上の本妻と目されていた野間は大丈夫でしょうか…?実際、誠也がフェアリーと愛を育んだ昨シーズン、野間はちょっと成績が落ち込んでしまいました。今シーズン、カープの復権に野間の復活はマスト。そんな中で最愛の相手を失ってしまった野間は、立ち直ることはできるのでしょうか?

投手・野手の壁を超えて万人に愛される新星魔性が爆誕!その正体は…!?

しかし、そんな心配はすぐに吹き飛んでいきました。あるイベントで、西川龍馬がこんなことを言い出したのです。ファンからの「彼氏にしたいカープの選手は?」の質問に対し、「彼氏にするなら羽月。楽しませてくれそうなので」。西川の口から飛び出してきたのは、2年目の若鯉、羽月隆太郎だったのです。

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<カープは170cm以下の子は獲得しないというルールがありましたが、それを超えても獲りたいと思わせるポテンシャルの持ち主、羽月(167cm)。>

そんな羽月、西川から彼氏にしたいと言われたことを受け、別のイベントで「僕も彼氏にするなら西川さん。最近会えなくて」と寂しさを滲ませながら両思いであることを発表。いいぞ、もっとやれ!

2018年のドラフト7位で指名された羽月は、「シミとかできたら嫌だ。お肌の状態が野球につながるかもしれないので」と、入寮時に角質ジェルを持ち込むような乙女心を持つ男。乾燥を嫌ってシャネルのハンドクリームやボディクリームを愛用する西川とは、そんなところでも気が合うのかもしれません。

両思いということで、順調に愛を育みそうな西川と羽月。しかし…羽月は、その天真爛漫なオーラで万人に愛される、とんだ魔性の持ち主なのです。

昨年の春季キャンプでは、羽月という名字から「ルーペ」と呼ばれ、みんなにイジられ倒していた羽月。その後、ニックネームは「ドビー(ハリーポッターのキャラに似ていることから)」となりました。もちろんイジられるだけでなく、本業でも早速その才能を開花。9月のファーム月間MVPを受賞するなど、ルーキーイヤーにして大きく飛躍しました。

そんな羽月ですが、昨年の秋季キャンプでのモテ方が尋常ではありませんでした。ドSを自称する東出2軍打撃コーチが、事あるたびに笑顔で近づき細かく指導。

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<元相棒である梵英心さん以外に東出コーチがこんな笑顔を見せることなんて、かつてあったでしょうか!?>

野間峻祥も、誠也の喪失を埋めるかのように、満面の笑みで羽月の首根っこを掴んでいました。

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<秋季キャンプ中、野間は終始笑顔でチームを引っ張っていて、完全に頼もしい兄貴と化していました。>

さらには、ドミニカからやってきた育成のピッチャー・メナからは、持ち上げられたり熱いバックハグをされたりと、国境と常軌を超えた可愛がられっぷり。

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<メナは、この後「いい写真撮れたでしょ?」みたいなドヤ顔でこっちを向きました。>

秋季キャンプはチーム全体の雰囲気も明るくて最高だったのですが、とにかく羽月ほどイジられまくっている選手は他にはいません。野手からはもちろん、投手からもコーチからも愛される様子は、まさにマスコット系の魔性の男と言っても過言ではないのです。

鈴木誠也の魔性を失って崩れかけたと思われたチームバランス。しかし、それを補う新たな若鯉がしっかりと誕生していました。魔性の世代交代は見事大成功!これは、今シーズンのカープはもう優勝したも同然です!!新たな魔性の若鯉を武器に、優勝旗を奪取するカープ。そんなチームを泣きながら見る秋が、今から楽しみでなりません。

何という幸せ…!ありがとうございます!!