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一条ゆかり展に行ったらkindle本の購入が止まらん

弥生美術館で開催中の一条ゆかり展に行ってきましたー!なんと、集英社でのデビュー50周年記念!!

50年て!!一般的なサラリーマンですら、20歳くらいに社会人になって、せいぜい40年〜45年働いて引退じゃないですか!なのに、第一線に建ち続けて50年……あれ、もしかしたら女神なのかな?

デビュー作から最新作まで、本当に50年の歴史を一気に堪能することができます!要所要所で、解説や先生のコメントが入っているんですが、その中で「一条は女の仕事を保険のようなものと考えており」という文章が!超!わかる!わかりすぎる!!と、個人的にヘドバンばりに首を縦にふりまくったのでした。そういう意思が貫かれているからこそ、一条作品を本当に好きなのよ!50年前の、男女雇用機会均等法とか無い時代からずーっとこの姿勢ですよ!?超しびれますよ!好き!!

「有閑倶楽部」の第1話の生原稿も全部展示されていて大興奮だし、先生がずーっと使われている、改造されまくったペン軸を拝めるデスク再現コーナーもあって、何もかもが、まさに「ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!」なのです。

「恋の病愛の傷」とか、「正しい恋愛のススメ」とか、90年台に描かれた作品ですよ信じられます!?今読んでも最高にハラハラドキドキするし、未読の人は今から素の状態であの興奮を味わえるのはマジで羨ましい…!

そんなあれこれを思い出しつつ、優美なカラー原画を眺める時間ってのはもう、たまらなく贅沢だったのでした。もうね、キャラクターたちのオシャレさがすごい!あと、服の質感がすごいの!さらにね、木々や家具など、細部に渡ってのこだわりと書き込みが本当にすごい!!背景美術や小道具へのこだわりがいかに凄いものだったかの解説もあるので、行かれた方は、じっくり時間を取って全部読みながら進むべきでございますよ!!

そして、そんな余韻に浸りながら、美術館内のカフェで頼みましたは……万作ラテ!全部で4種類の中からランダムでキャラクターが描かれたラテを出してくれるんですが、剣菱万作父ちゃんと悠理でした!嬉しいぃぃぃ!!

12月24日までやっているので、できれば再訪したい…!再訪までに、いっぱい作品を読み直してから行きたい…!しかも、一条先生の作品は、ほとんどKindle化しているんですよ!!ということで、「デザイナー」「砂の城」「こいきな奴ら」「恋はお手やわらかに」を購入!読みまくって私の人生も、「ドラマチック!ゴージャス!ハードボイルド!」に近づけるぞ!!!

何という幸せ…!ありがとうございます!!