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[まとめ] 2020年10月に書いたnoteのまとめ

noteでは 以下のルールで投稿している

* 毎週火曜日 読書 (2020/1 から
* 隔週金曜日 日常のこと (2020/3/27から
* 毎週土曜日 その他 (2020/2/22から

さらに、2020年4月からは毎月最初の「その他」に先々月のまとめを書くようにしている。水平思考の考え方に意図的に「偶然 」を取り入れるという考え方がある。偶然に同じ時期に書いた記事をごちゃまぜに考えることで知識の定着を狙っています。なので、いろいろ強引ですし滅茶苦茶ですが、良い頭の体操になります。

さて、今回は10月

・2020/10/06 読書 がんばらない働き方
・2020/10/13 読書 MARCH 1 非暴力の戦い
・2020/10/20 読書_自負と偏見 
・2020/10/27 読書_おとなのための「オペラ」入門 
・2020/10/10 in-dとTHE OTOGIBANASHI'S
・2020/10/27 マイケルジョーダン ラスト・ダンス netflix
・2020/10/24 雑記 バンクシー・ブリストル・ワイルドバンチ・東京
・2020/10/31 雑記_書いてきた人たちのその後(2020年10月まで)

ビジネス書、文芸作品、HIP HOP、バスケットボール…
無理なので無理やりです。


価値観の変えることの難しさ

BLACK LIVES MATTERの問題には注目している。人種差別問題は根強く30年前の90年代にはL.A.暴動があり、その30
年前には公民権運動をめぐる争いがあった。この30年+30年で大きな進歩したが現状はまだまだ満足する状況にはない。
しかし、ジョン・ルイス、キング牧師、マルコムXたちの努力は決して無駄にはなっていない。ジョン・ルイスの自伝コミック「MARCH」シリーズを読めば、かつてのアメリカが今よりもっと人種差別が酷かったことに驚くだろう。彼らたちはそれの状況を変えてきたのだ。

人種差別問題は今も昔もあるが、その前の近代には身分による問題もあった。ナポレオン時代前後の18世紀の文芸作品を読んだりオペラについて調べるとそのことがよくわかる。ジェーン・オースティンの「自負と偏見(高慢と偏見)」には貴族とそれ以外の身分の人たち差、男女の差と、お互いの高慢さと偏見について描かれている。フランスの小デュマによって書かれた「椿姫」や、メリメによる「カルメン」などのオペラになった作品には娼婦などの生き方しかなかった女性の姿を描いている。

高慢と偏見に気づき価値観を変えることは、いつの世でも難しい。ただ、それが出来る人はいる。周りの人々をも感化させることができる人もいる。自分の価値観が絶対的に正しいと思わないようにすることが重要だ

ブレイクスルーと自分

価値観を変えるにせよ、仕事や個人のことで突破口を開くことは難しい。
大切なことは自分が何者であるか知ること、自分の軸を持つことだ。
人のモノマネは簡単だが、自分のモノにすることは難しい。自分は自分にしかなりえないからだ。
誰かや何かから影響を受けるときも、もう片方に自分自身がいなければいけない。
1980年代のイギリス・ブリストルの若者たちはアメリカからやってきたHIP HOPという文化をマネするだけではなく、自分たちの持っていた文化と融合させた。
マイケル・ジョーダンやジミー・バトラーらNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)の一流選手たちは強烈な自我を持っている。目標や憧れの選手はいただろうが、自分を忘れることはない。
一流選手の強さも自分なら、一般人のもつ弱さも自分だ。日本のラッパーのIn-DやFebb、Zornたちは弱さや不安定な自分を見つめることで自分自身の表現方法を獲得した。

孤独と自分を失うこと

自分を見つめるには時間が必要だ。優先順位を持っていなければいけない。そうしなければ日々の雑務や怠慢に流されてしまう。結果よりプロセスに目を向けなければいけない。何と自分を結びつけるか見つけなければいけない。「がんばらない働き方」で言うように、何も考えずにやみくもにタスクをこなし思考停止してはいけない。

また、時には孤独も大切だ。
マイケル・ジョーダンは何もかも手に入れたが同時に孤独な男でもあった。
孤独を過度に恐れてはいけない。孤独の中にしか見つけれれないものもある。
もちろん孤独すぎてはいけない。
多くの人々と建設的なコミュニケーションをとって進めることも大切だが、一人集中して行うことも大切だ。

近代の文学やオペラには自分の魂や、影(魂のメタファー)を失う話が多い。
忙しいの「忙」は心を亡くすという意味だ。
自分自身を見つめ、自分の軸を持って生きなければ、影を失った自分と同じになってしまうのかもしれない。

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