【易】異動したい！時に得た卦

多くの方が40代から50代にかけて仕事の悩みに直面します。このことはまた別の機会に四柱推命の記事にしたいと思っています。

私が勤め人として働いていてこの仕事運低迷期に遭遇した時、心底「異動したい！」と思いました。何年もずっと毎年「異動しますように」と易を立てていました。

平成26年11月12日に来春の異動を願って得た卦が「山沢損六三」でした。「さんたくそん、りくさん」と読みます。これは得た卦のフルネームで、もっと短く言うと「損の三」です。

損です、損。損得の損。その下から数えて3番目ということです。

この時は嬉しかったです。損は下（こちら）を減らして上（向こう）を増す、通常は文字通り「損」をする卦です。それがなぜ嬉しかったかと言うと。

損は泰から来ていると言われます。安泰の泰、地天泰です。泰は上から陰陰陰陽陽陽と並んでいます。この下から3番目の陽がピョーンと飛び出て一番上に乗っかっちゃって、陽陰陰陰陽陽になったのが損なんですね。

そう！ピョーンと飛び出て上に乗っかる。易の教科書に出て来そうなくらい典型的な「昇格を伴う異動」の卦です。なお、これは六三のみです。同じ損でも初九や九ニ、六四、六五、上九では、そんな事はありません。

結果、翌春に私は同じ部署のまま昇格しました。他の部署には行けなかったのですが、立ち位置が変わって嫌だった要因がなくなって凄い楽になりました。

うわー、こんな事あるんだなぁと強烈に思いました。

なぜ、こんな昔話を書いたかと言うと、この山沢損六三ですが、昨日、ラグビーのアルゼンチン戦を占って得たんです。はい。

異動を占った時の山沢損六三は凄く良い卦ですが、ラグビーですから。こちらの点数を減じて向こうの点数を増しては負けですね。残念ですが。「日本負けかなぁ、ハズレないかなぁ」と思いながら観てました。（勝負占は本当に難しくて結構外します。）

日本中が応援していたと思います。日の丸を背負って平和的に戦うって素敵な仕事です。これからも頑張って欲しいです。

占いは魔法ではないのでそうそう都合良くはいきませんが、将来を予測して心の準備をすることで課題への臨み方が随分変わるように思います。

皆様が幸せでありますように。

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