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【四柱推命】禍福はあざなえる縄の如し

一昨日に西村博之さんの命式をご紹介しました。

西村博之さんは2003年11月から2013年11月までの大運が壬寅、2013年11月から2023年11月までが癸卯です。要するに2003年11月から2023年11月までの20年間は大運で水行と木行の影響を受けるということです。そして、西村博之さんは恐らくは内格なので、水行は凶、木行は吉となります。

この吉と凶の両方の影響を受けるというのが、(吉)経済的成功・グローバルな活躍と(凶)多くの訴訟ではないかと思うのです。

私は日主乙で命式中に丙を持っているので、最高の年回りは大運甲申で甲に近貼して年運癸酉で雨に恵まれた年でした。普通にはあり得ない棚から牡丹餅でした。その一方で、大運支申と年運支酉で大嫌いな官が強まることからか、その牡丹餅を取ろうとしていた人から凄い嫌がらせをされました。吉と凶の両方の影響を受けるって、ラッキーとアンラッキーが一緒にやって来るんです。

後から振り返ってみると、ついついアンラッキーばかり思い浮かべがちです。そういったところが運勢の勉強をする上で分かりにくいところのように思います。「この年は良かった」「この年は悪かった」と単純に言い切れなかったりするんです。「良いこともあったし悪いこともあった」になるんですね。

禍福はあざなえる縄の如しということわざの本来の意味とはちょっと違うのですが、このラッキーとアンラッキーが一緒にやって来る運勢の巡りに遭うと、このことわざを思い出します。

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