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【四柱推命】財星なかったら財運ない?

四柱推命では五行の強弱を見ます。五行とは木、火、土、金、水です。ここで「金」とありますが、これは世界を構成する要素としての5種類のうちの1つと言うことで、「金運」を意味するわけではないです。

そして、人間もこの5種類のどこかに分類されます。それが日主というもので、木の人、火の人、土の人、金の人、水の人がいます。細かい説明は端折りますが、この日主と命式内の他の五行との関係を自星、漏星、財星、官星、印星と言います。そうすると、特定の星がない人が出てきます。漏星がない人、財星がない人、官星がない人、印星がない人がいます。自星に関しては、少なくとも自分はいるので「ない」ということはないです。

鑑定レポートでは、それぞれの星の強弱を数値や図解で表し、それを元に相談者様の性格や得意、不得意、運勢の傾向等を明らかにします。先ずはこの鑑定レポートをお渡ししてご確認いただくところからスタートする訳なのですが…。

どういう訳か、財星がない人はほぼ共通して同じ反応をします。
「私、財星がゼロって、財運がないってことですか?」

多少のバリエーションはあるのですが、大体、「財運がない」と思われるようです。

いいえ。財星の多寡と財運の強弱は関係ないです。
と言いたいところですが。

うーん、関係ない、とは言い切れないか…。

財星は外界の情報をキャッチして管理する力です。だから、計画性とか協調性、行動力等に現れてきます。良い具合の財星があると商売もうまくいくし、結果としてお金が貯まる。そういう意味では財運と近いかもしれません。

でも、財星がなくても資産形成はできます。

財星がない人は外界の情報(流行とか)をキャッチするのが苦手です。だから、株ならこれから流行りそうな商品を販売している企業ではなく、四季報から数値の優れた企業を探せばいいと思います。投資信託もいいでしょう。要はやりようです。

皆様が幸せでありますように。

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