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君がいるから

 推しが……帰ってきた!
 本当に帰ってきた!チンチャ帰ってきた!

 とりあえず色々コメントしたすぎて逆にまとめられないから、これを貼る。

【追加】大事なナムさんのサックス演奏入ってないやん!って気づいたのでこれも↓

 個人的には、メンバーたちの再会ももちろん感動したけど、軍内で一足先にハグ会開催されるほど仲間に慕われてるのが分かったのと、車に乗る前に儀典チームの室長さんに飛びついてハグしてた瞬間を見れたのがすごく良かった。既に分かってたつもりだったけど、改めて私の推し、人柄が素晴らしいな??

 そして忘れないように、お気に入り報道写真を集めた自分のつぶやきも貼っておこう。

 ぶっちゃけた事を言うと、私、案外軍白期を耐えられてるなって思ってたんです。思えば韓国語勉強以外のNoteを書き始めたのも、ほぼソロ活になってから。防弾会食で色々発表された時も、ジンくんが軍隊に行ってしまう時も、自分の思いをNoteに書き連ねていたからか、そこまで沈むことはありませんでした。それなりにモヤモヤする事件はあったけれど、何よりメンバー皆のソロ作品が素晴らしかったし、過去の映像を見返すことで尊さ補給できたし、ジンくんも「n月のソクジン」残してくれてたし、むしろ彼らがいない間にやろうと決めてたことが山積みで、それなりに忙しく幸せな日々を過ごせていました。
 でも今回思い出したよ、リアタイで推しがいることの幸せを。こんなに違うものだったのね。上には上がありました。私の特技に「辛いことがあっても割とすぐ忘れる」ということがありますが、それは同時に「前がどれくらい幸せだったか忘れてしまう」ということでもあるのかもしれない。不思議なもので、ジンくんが帰ってきてから彼がいなかった1年半がとても長かったことを実感しました。

 FESTAがあるだろうからWラはやらないだろうな〜と思ったけどしてくれて。

 共有してくれなくてもいいから7人で久々の再会楽しんでねって思ってたけど写真あげてくれて。

 しかもこの後0時から🐟フルバージョンをレコーディングしたですって? それからリハもして、お昼から1000人ハグして、夜から歌って踊ってモッパンして……とにかく感謝しかないです。ありがとう、ありがとう。そして、ありがとう…。

 第2部の地球に近付く演出からのAstronautが好きすぎて冒頭からウルウルしたし、自転車乗って登場も良かったし……なんか色々言いたいのにいっぱいありすぎてまとまらない。また全編観たいな〜。いつ販売されますか?(財布を構えながら)

【追加】後から普通に観れるようになったよ?!神!LIVEのリンクも貼っとこ。

 特にジンくんが観客席を見て「そうだ、これが本来僕が生きてきた人生だったよね」って言ったのがすごく心に響きました。私こそジンくんがいる人生を思い出させてくれてありがとうだよ。

 そしてこれは絶対貼らねば。スーツでチャムチを踊る姿を見ていると、次の忘年会新年会シーズンまでにマスターしないといけないのではという使命感に駆られますね?

 とにかくジンくん、1人でFESTAお疲れ様でした。これからゆっくり休んで、自分のやりたいこと何でもやってね。ソロ活動何するんだろう。楽しみだなぁ。お酒はいつ出るのかな…


 さて、ここでふわふわ夢心地のまま終わらせてもいいんですが、実はジンくんが帰ってくる前に出そうと途中まで準備してたNoteがあるんです。

 ナムさんのアルバム “Wrong Place Right Person“について既に何度かNote書いてますが、今回は後からMV公開された Domodachi について。今回のアルバムは友好的なフリをして近付いてくる面倒な人たちをぶった斬ってるものだと解釈しているので、お祝いムードのFESTA期間に掘り下げるのは水を差すことになるかなと控えてたんですが、結局今回の話にも通じるのでこのまま繋げようと思います。

友だちって誰?

 日本語のトモダチをハングル表記すると도모다치になってトがドになるからって説が有力そうですね。海外アミの間では「ドウモ(ありがとう)、(友)ダチ」の略でThank you my friendって意味だって説が出回ってたけど、そんな造語聞いたことないんだけど?私の知らないこの世のどこかに実在してるの??

 日本の監督さんや俳優さんを起用していて、MVも邦画の雰囲気が漂っていました。日本文化を知っていると得した気分になれる作品。映画「怪物」っぽいという感想も見かけたのですが、見る暇がなかったよ。今後観たいリストに入れておこう。

 私自身は『千と千尋の神隠し』に似たものを感じました。千尋はラストで日常に戻っていくけど、これはハクと一緒にいることを選んだバージョンって感じ。ありだと思います。最後に湯婆婆との関係も改善されたから、千尋は異界に留まっても上手くやっていけたと思う。元の世界では引っ越してきたばかりだったっぽいし、豚から戻れた両親も若干感じ悪かったんで、むしろ戻った後に彼女が日常にちゃんと戻れるのか勝手に心配してました。

 …あ、違う違う。千と千尋じゃなくて、MVに話を戻そう。

 「日が暮れたらモノノケが出るぞ。子供は家に帰りなさい」とか言って止められてそうな冒頭シーン。だけど主人公はそれを振り切ってトンネルを進み、異界?黄泉の世界?に迷い込んだのかな?

 この異界がいかにもなファンタジーではなく、現代社会を象徴しているような世界観なのが興味深い。暴動が起きてたり満員電車だったり、大都会の闇を凝縮した感じ。本当に地獄があったらこんな感じかもしれない。生きてようが死んでようが結局人間が集まっているんだから、現代の異界がこういう発展を遂げてても何ら不思議ではない。

 「みんなトモダチここで〜踊りましょ〜」は異界に人間を留まらせようとする不気味なモノノケたちの歌って感じ。その後の「踊ります Right now」ってフレーズが訳分からなすぎて良い味出してる。

 そんな混沌とした世界の中で、ある少年が手を引いて帰る道を示してくれる。無事元の世界に戻った主人公は待っててくれた友達?弟?と家に帰ろうとするが、ふと立ち止まって異界に帰っていく。 
 あの少年と一緒にいたいから異界に戻るのか?少年も助け出すために戻るのか?それとも異界に魅せられて、もう日常には戻れないと悟ったのか。

 あくまで私の解釈ですが、私はあの異界はナムさんの目から見た芸能界政界財界、とにかくワールドスターの階段を駆け上がる中で見てきた様々な混沌、ノイズ、誘惑を象徴しているんじゃないかと思いました。
 前も後ろもわからずオロオロしていた時に道を示してくれたのがメンバーたちやアミだった。彼らに導かれてなんとか道を外れることもなく、日常に戻れるチャンスが訪れたけど、選べる立場になって改めて考えた。
 「僕自身はこれからどうしたいのか?」
 平和な日常は好きだし、元々の人間関係も悪くない。でも大切なメンバーやアミはあの混沌の中にしかいない。やっぱり戻ろう。あの世界にまた戻るのは大変だろうけど、それでも戻らない選択肢はない。

 そこからラストの “Come back to me” に繋がっていくのかなと感じました。

それでも僕は戻る

 今回のジンくんを見て改めて思ったんです。「もしBTSじゃなかったら終わってた」って本人は言ってるけど、彼はきっとどこでも上手くやっていける人。それもBTSとして7人で過ごした経験からできるようになったことなんだろうけど、正直これからは7人それぞれ別の道に進んでもそのマインドで成功できるんじゃないだろうか。

 もちろんファンとしては考えたくもないことだけど、一部のおかしなファンダムや便乗商法に群がる詐欺師やフェイクニュースで稼ぐマスコミの面倒臭さを見ていると、時々Domodachi MVで主人公を助けた少年のように、彼らの手を引いて、外の世界への道を示して「ここは物騒だからね。早く行きな、もう戻ってくるんじゃないよ」って送り出したい衝動に駆られることがある。それはもはやファンなのかって感じだけど。

 兵役という制度自体はもちろんない方がいいものだけど、私は彼らがこの1年半、芸能界から離れて暮らせること、黄色い声援だけじゃなくきちんと対話できる人間関係を築ける環境にいられることに少し安堵していた。それだけワールドスターの彼らがいる世界は闇が深い場所だから。あの異界のように色々な人が色々なことを言ってきて、満員電車のようにぎゅうぎゅうになって、右へ左へと振り回されるわけで。こんな世界もうごめんだって誰か1人が言い出したって全く責められないのだ。

 それでもMVの最後、主人公は異界へ戻る。そこに残る友達のために。いや、友達のためというのもちょっと違うか。自分がその友達と一緒にいたくて戻っていくんだ。それがすごく心に刺さりました。

 何が言いたかったかというとですね、自らの意思で私たちの元へ戻ってきてくれたジンくん、本当にありがとうってこと。それに続いてメンバーが1人また1人と私たちの元へ戻ろうとしてくれている。

 これからもきっと色々なことがあるだろうし、変な奴らはなかなか消えてくれないんだろうし、色々な悪意が私たちを翻弄しようとするのかもしれないけど、とにかく私は彼らに末長く希望の道を示せる方のアミでありたい。やっぱり大変でもこの道選んで良かったなって彼らが思える存在に。今回の推しの帰還で、そんな決意を新たにしたのでした。

 さぁ、11年目のバンタンはどんな道を行くのかな。

【追加】ナムさんからも感動的なコメントとIG上がったから貼っておく。ちょうど今回のNoteの内容にも合ってる!

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