小説の舞台
物書きさんには想像と創造、架空、妄想が必須条件。
一度しか行った事のない場所だって舞台にするのは可能だし、極端なケースでは、行った事のない場所だって調べに調べて物語の中に取り入れる事も可能。
ただ、私の偏見ではあるけれど、
それを絶対にやってはいけないんじゃないかな、という場所というのが幾つかある。
何処、とはここでは書かないけれども、
千年の歴史があるような都には、独特な風土風習があって、そこかしこに表現に必要な細やかなニュアンスが散りばめられている。
生まれ育った人間にしか伝えられない、表現出来ないものは、書いてはいけない。
10年やそこら住んだだけで知ったように書くのは…
と思いながら、古都を舞台にしたとある人気シリーズ作品を読んでました。
色々工夫凝らした設定で上々な出来に仕上がってはいましたが…
中身はペラッペラでした。
エンタメ作品ならこれで問題はなしか。
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