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Dream Leagueを振り返って

Dream League season13がついこの前始まり、team secretが優勝しました、おめでとう。
全体を通してPick率が高い(つまり勝率が高い)heroが、試合を通してどのような立ち回りをしていて、どのように勝利へ貢献していたか分析しようと思い記事を書こうと思いました。

Dream Leagueのプレーオフのヒーローのピック回数を下にまとめてみました。(どこかに集計しているサイトあったら俺の作業時間クソ無駄になるけど、集計しながらピックの勉強出来たからいいや)

ピック率の高かったヒーローは以下の通りです。
1st Lich 27回
2nd TrentProtector 23回
3rd Doom 22回
4th Winter Wyvern 19回
5th Tiny 18回
6th Slark 17回
7th Enchantress 15回

ちなみにEnchantressが3番としてピックされてる時のほとんどの試合で、Tinyが4番でピックされてます。

昨年のTI9以来の大規模な大会(その間に他になんかあったかも)となりましたが、7.22環境だったTIにおけるmost picked heroは以下の通りです。

こんなにも違うものなんですね。TIでは毎回と言っていいほどピックされてたogre magiやshadow demonは今回全くみなかったですね。というかshadow demonはプレーオフで一回も使われてない。ogre magiはTIのあとお仕置きされたから減ったのはわかる。shadow demonが減ったのはVoidのピックが減ったからか?
Voidの完全なアンチがshadow demonだけどVoid取られないから取る必要ない的なやつかな。知らんけど。
あとまあ環境的に試合展開が早いし、序盤クソ弱いhard carryはやはりPick率低いですねSpectre、Medusa、Anti mageなど。
まあこいつらは今クソ流行ってるSlarkには勝てないからってのもあるのかな。あとPA、Void、Sniperも勝てないですね。

Dota2で頻繁にみられるゲーム展開について
https://note.mu/udonba/n/n3b040a55acac

これは私が以前書いた記事なんですが、最後でHard Carryをピックすべきでないことについて触れています。なんか自分が書いてたことと同じ傾向が大会で見られると嬉しいですね。

ということから、7.23以降ではlategameになることが少なく30分ゲームが多いことから、Hard carryが活躍できる環境ではない。またTIで活躍していたサポートであるEldertitan、Shadow demonといった、『敵のgankを無かったことにする性能を持つサポート』も、lategameで活躍できるHardCarryのピック率が低いという今の環境ではあまりピックされていないという事が分かります。
それよりかは、敵のgankを利用して集団戦を優位に運べるサポートであるLich、Winter Wyvernなどがピックされてる理由ですかね。