未満警察 1話感想備忘録

中島健人くんファンの備忘録メモ

・序盤20分でのジロカイのキャラクターがわかりやすい
山道を登る試験のところまで見れば、ジロカイのキャラクターの性格、ちがいがスッと理解できる。

・カイくん
理論派、というか意識高い系こじらせ男子。
とてもかわいい。
理想が高く目標をあるんだろうけれど、そこまでの細かいステップを刻めていないところがかわいいですね。覗きをしちゃう浅はかさも。
もっと意地っ張りでプライド高いのかと思っていたけれど、早めにジロちゃん呼びをしたり、根は素直な子なのかなと思いました。10年前、14歳のときに母親を亡くしてるんですね。「警察官になりたいんだ!」と叫んでいたので、警察官を目指す強い理由(ヒーローになりたいと思ったきっかけ)があったのかもしれない。
ファンの欲目、でしかないと思うけれど、健人くんの演技は作品を重ねる度に良くなっていってると思う。健人くんは2つ演技パターンを持っているのだと勝手に思っている。
「黒崎くん」「心が叫びたがっているんだ」のように「中島健人というキャラクター」の上に役柄を重ね、「砂の器」「石ノ森章太郎物語」は、一度「中島健人像」を壊して、役を自分の中で構築して演技している。特に「砂の器」「石ノ森章太郎物語」は健人くんを役者として転換させたものだと感じている。
前者は健人くんの手癖みたいなもの、だと思ったときもあった。無理をして演じている訳ではないとはいえ、客観的に見るとアイドルをしているときの健人くんはキャラクター感が強い。その上に、役柄を重ねることで上滑りするときもあった。
今回のカイくんは、前者の演技に近いものだと思う。3つ目のパターンが生まれたように感じた。「砂の器」でパワーアップした演技力を遺憾なく発揮させている。
「本間快」を作り上げるため、「中島健人」が持っている引き出しを正しく選んでいるように見えた。例えば「生真面目さ」「中二病ちっくな動き」など。
当て書きといえばそれまでかもしれないが、世間が思う「中島健人像」からは遠く、健人くんのパーソナリティな引き出しを使っているため、魅力的なキャラクターになっているように感じだ。

・ジロちゃん
陽の極みジロちゃん。カイくんが近道を促したとき「ズルは良くない」と軌道修正したのが良かったですね。今後、カイくんが道を踏み外しそうになったとき、ジロちゃんが正してくれそうです。
亡くなった兄の夢を背負って警察官を目指すジロちゃん。重い。明るく見えて闇を背負ってるのは良いですね。抗えないです。
「カイくんの夢、兄ちゃんと一緒。今は、俺とも一緒」同じ夢を共有するジロカイ既に、良い……!
平野くんは「SHARK」「花のち晴れ」を見ましたが、初めて「SHARK」を見た時から一貫して「勘の良い子」という印象があります。そのとき必要な自分の能力をMAXでたたき出すのが上手だなと感嘆してしまいます。

・サスペンス要素
予告のときから不安だったサスペンス要素。良くも悪くも日テレ22時枠だと思いました。
事件があるからバディの絆が深まるというより、バディの絆を深めるために事件が起こったという感じでした。そのためか、視聴者は突然のシリアスに戸惑うし、凄惨な事件がさらっと流れてしまってもやもやが残りました。
でも、主軸はあくまで「ジロカイのバディ感」「ジロカイの人間的な成長」だと思うので、そことのバランスが取れれば更に良くなるかと思いました。

・おたすけ券
ソーセージを買ってに食べてしまった詫びとして、ジロちゃんが用意したおたすけ券。カイくんがジロちゃんに助けを求める券になるかと思いきや完全にミスリード「二人」を助ける券になったのが痛快でしたね。バディ感出てる。

おわり!

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