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そんなに言わなくても!!

時々、週末に彼の家でご飯を作っている。
写真は先週作った…お子様ランチならぬ大人様ランチ。
お皿に載ってるのは、ナポリタン、オムライス、ポークジンジャー、グリーンサラダ。そして、コーンクリームスープ。

…分かってる。
ナポリタンの量が多すぎてバランスというか…皿として様子がおかしい。

彼が「ナポリタンが食べたい」「冷凍庫に消費したい豚肉がある」と言うので…『こないだ作ったチキンライスも残ってたよね? 色々盛り合わせて、大人様ランチしてみようか』と提案したら殊の外喜んでくれたので、よーし、と張り切ってみた結果が…これ。
元々はナポリタンのリクエストだった訳だし、ちょっと多めに作って盛っても大丈夫だヨネ(^_-) みたいな目論見が…裏目に出た。
ほんとは、チキンソテーも載せるつもりでお肉をマリネしていたのに…スペース皆無。

仕事から帰ってきた彼は…一言、「…カロリースゴそうだね」と言った。
その後も食べ進めながら「これは凄い」「量がスゴい」「ナポリタン好きだから食べられるけど、他の味だったらヤバかった」みたいなことを何度も言いながら…完食して「あー、苦しかった」と食事を終えた。

卵一個で可愛く巻いたオムライス、柔らかくジューシーに焼けたポークジンジャー、好きだって言ってたジャガイモをたくさん入れたコーンクリームスープ…には一切コメントせず、美味しいも不味いもなく、ただただ量のことだけを言い募られ…とても…とても悲しかった。
確かに自分の失敗ではあるけど「そんなに言わなくても!」と思った。
こういうとき、キレられないのが私の悪いところで…1ヶ月ほど前に「今日のご飯は、作ってもらっておいて悪いけど…今までのなかでワーストワンだわ」って言われたときも…「あ…そっかぁ…ごめんね」って言って、お皿を洗いながらこっそり泣いたりしたのだった。
自己弁護すると…味はふつうだった。彼は焼き魚を期待してたのに煮魚が出てきてガッカリした、ってレベルの話。

そして、さっき、彼から来たlineには「大人様ランチ最高だった」って書いてあった。

それを…24時間前の私に言ってあげて欲しかったな、と思うのだった。

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