R-1グランプリ2021

新生R-1グランプリと言われる、今年のR-1グランプリ。みなさん芸歴10年以下ということですが、とても見応えのある面白い大会でした。

賞レースってやっぱりネタの純度が高くて、独特の緊張感がステージ上にも観る側にもあって、お笑いで優劣付けるのってナンセンスとかいう感覚よりも、まずワクワクする感覚があって、優れたショウなんだなと思います。

決勝で戦った全ての芸人にリスペクトとお疲れ様という気持ちを送りつつ、今回のR-1グランプリの全てのネタを振り返りたいと思います。

今回一番の印象としてはフリップ芸って進化してるなあってことです。それは当たり前と言えば当たり前のことなんですが、実はこのフリップ芸の進化の功績ってR-1の歴史にあるんじゃないかと思います。やっぱり決勝で、フリップ芸が複数あるのはピン芸大会の宿命な気がしてそこで勝っていくために必然的に進化していったんですよね。

今回の大会を観ながら自分がだんだんおっさんになってるのかなあとか思いながら見たところもありました。これから僕がする寸評はあくまで僕の好みや能力の範疇で行われていることで、僕もこうじゃなきゃダメだと言ってるわけではないことをご理解下さい。みなさんには、「う大」はそう観たのね。ぐらいの感じで捉えてもらえたらうれしいです。僭越ながらこうしたらもっとよくなると思うなんてことも書きますが、それも同じです。

僕の意見をあたかも自分の意見のように学校や職場で披露するのは、もちろん自由です。ね!

じゃあ、始めて行きましょう!

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