もうすぐ公演です。
来週21日から劇団かもめんたるの公演があります。
「君とならどんな夕暮れも怖くない」
本日最後の稽古休みです。
制作陣のおかげでコロナ対策は万全です。僕は、誰よりも危機管理が高いとかそういうタイプの人間ではないので。対策については制作のかたの意見に全面的に委ね、僕は言われたとおりに対応しておりまして、それが一番良いと信じております。
いち作演出家としては、この時期に舞台を作る時に、自分にどういう気持ちが起きてくるかというのは一つ興味のあるところでした。いつ突然公演中止になってもおかしくないわけですが、そんな中での物作りはどんなものになるのだろうか?と。
無駄なことはしたくない人間の僕。
単純に、モチベーションは保てるのかとか、そんな思いはありました。
3月、4月、公演直前まで稽古を続け、結果幕を開けられなかった知人の舞台がいくつもありました。その報を聞く度に、関わった方々の心境を想像しようにも、想像の範囲でしかありませんでした。
そして今、自分の現場としては、やはりやれると信じて進んでいく、その中においてリーダーといえる作演出家の自分は、少しでも良い作品になれば「表現の神様」が何か少しでも「公演無事開催」に力を貸してくれるんじゃないか?そんなオリジナルの迷信を心に必死で舞台を作っています。
モチベーションは保たれてました。心配無用でした。むしろこんな時期にやる以上傑作でなくては意味がないと思っています。
もし、今もっと状況的に悪く、公演難しいかもしれない状況だとしてもこの気持ちはかわらないと思います。
今の心境を自分なりに分析すると。やはり自分にとって、そして多くの人にとってもそうだと思うのですが、表現というのはやはりどこまでも「挑戦」だからだと思います。これは、普段いしきするところではなかったので、「気付き」の良い機会でした。
多くの人にとってそうだと思うと言いましたが。
僕は特にその思想が強いのだと思います。
プロとして、メジャーで活躍することを目指している、僕にとってはそれは良いことなのかは、分かりません。「挑戦」の重きを置きすぎてる僕のスタイルはそのまま弱点でもありましょう。
自分不器用なんで
ということであります。
結果として、自分の弱点に改めて気付けました。笑
公演無事にできると良いなあ!
お客様も是非健康管理万全で、会場にお越しいただけたらと思います。絶対安全な舞台にしましょう!あらゆるエンタメのために!みんなのために!
僕のお笑いが好きな方 一杯奢って下さい!