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新卒3年目でコロナ禍に某大手製薬メーカーからスタートアップに転職した理由
※必要最小限の時間で撮影しました。撮影の時のみマスクを外しております。
※こちらは2020年12月に公開した記事です。
初めまして、UbieのScale組織であるUbie Customer Scienceにてフィールドセールスをしております長谷川です(写真左から2番目)。
今回は私がコロナ禍(6月)に大手製薬会社からスタートアップ企業に転職した理由をお伝えしたいと思います。
ぜひ今大手企業で働いていて漠然とした不安感を感じている方、とりあえずモヤモヤしている方、これからのキャリアに悩まれている方に読んで頂きたいです。
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1. 転職理由
-医療業界に足を踏み入れた経緯
-医療現場の課題と自分の介在価値
-今後のキャリア形成の不安
2. UACに入社した理由
-実は入社して一番驚いたこと
-今後のキャリアの可能性
-医療貢献の実感
3.これからの意気込み
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1.転職理由
-医療業界に足を踏み入れた経緯
こんなことを書くとがっかりされてしまうかもしれませんが、私が新卒で医療業界とりわけ製薬会社に足を踏み入れた理由は、「一番仲良い友達に給料が高いと薦められたからです」です。
当時の私は体育会のラクロス部に所属しており、就活・就職に全く興味がありませんでした。というのも、大学4年の春~夏はラクロス部にとってもリーグ戦に向けて大切な時期でなるべく練習を休みたくなかったのです。今思えば、周りはうまく両立していたのでただの言い訳ですが……。とりあえず入社した会社で活躍できればいいかなといった想いで入社しました。
※ただ不思議なことに当時も医療系のベンチャー企業から1社内定を貰っていました。
医療業界に興味があったのは確かです。
-医療課題と自分の介在価値
そんな状態で営業活動を始めてすぐに、製薬業界の営業担当、いわゆるMRである自分に違和感というか自分の介在価値に疑問を感じました。
10件程の病院と200件程のクリニックを担当していたのですが、どの病院も共通して過重労働が目に見えて分かりました。平日は病院に勤務し、週1回の当直。土日は学会へ参加し、休日も何かあればすぐに病院に駆けつけます。命を救うためとはいえ医療業界のハードすぎる実態を知りました。
コロナ禍の今だからこそ医療現場の働き方が世間で取り上げられていますが、確実にコロナ禍前からも医療従事者の負担は相当なものです。私はそんな貴重な医師やメディカルスタッフの皆さんの時間を奪って自社製品の情報を伝達することに、モヤモヤを感じました。
もちろん本来処方されるべき患者さんに薬剤を届けるのが私の仕事ですので、決してやりがいを感じられないわけでもありません。ただ、今はもっと効率よく簡単に情報収集できる時代だよね、毎日訪問して先生の時間奪う私って一体何の役に立っているのだろう。それなら同じ時間を使って、医療業界の役に立ちたい、変えたい、と思うようになりました。
-今後のキャリア形成の不安
なぜコロナ禍での転職に踏み切ったかというと、今後の自分のキャリアに不安を感じたからです。
以前から今後の自分のキャリアは考えていました。そもそもMRという営業特性上、汎用性ある営業スキルを身につけづらい環境でした。またひたすらに数字をコミットする環境は、自分の成長には直結しづらいと感じていました。
MRとしてキャリアを形成していくのであれば問題はないかもしれないのですが、違う形で医療に貢献したいのであればすぐに行動すべきだと思いました。他社の同期とは時間が経てば経つほど、差が開いてしまうからです。そんな中訪れたコロナ禍。医療現場の労働環境に注目が集まった今こそ絶好のタイミングだと感じました。
2.Ubie Customer Scienceに入ってみて
-実はUbie Customer Scienceに入って1番驚いたこと
実は私がUACに入って1番驚いたことがあります。誰もが会社や社員の文句、不満を言わないことです。
飲み会で自分が所属する会社への愚痴や不満を発散する人は少なくないでしょう。前職の私もそうでした。
共感することで気持ちがほんの少し楽になるかもしれませんが、飲み会で発散しているだけでは何にも環境、現状は変わりません。だからこそUbie Customer Scienceのメンバーは飲み会で愚痴をこぼすようなことも、普段の活動の中で感じたちょっとした違和感、課題も全て改善に繋げます。ポジションに関係なく、誰でも思ったことを発言することが推奨される環境と、それが改善される仕組みがUACにはあります。
-今後のキャリアの可能性
病院事業(病院向けのサービス提供)を担う現状のUbie Customer Scienceではマーケティング部門とセールス部門に分かれていますが、今後はカスタマーサクセス部門やクリニック事業の立ち上げも控えています。直近でも事業、役割が増えており、さまざまな役割を挑戦、経験できる環境が整っています。
一般的な会社では人事やマネージャー以外が関わることが少ない採用も、Ubieでは全員でやっており、すでに貴重な経験を重ねています。
-医療貢献の実感
ここまで読んだ方は、「AI問診ユビー」のセールス業務の実態が気になられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。現場からの反響は、実際に会社説明会でよく頂く質問の一つです。
これに関しては自信を持って医療現場の役に立つサービスだとお伝えできます。実際に私が医療貢献を実感したエピソードを紹介させてください。
ある病院様では働き方改革の一環として既に院内でタスクシフティングに取り組まれ、医師の外来業務負担は最小限に軽減されていました。ただ一方でタスクシフト先の看護師様や事務の方々の負担が大きく、病院様としては事務方の業務効率化に課題に感じられておりました。
そこで「AI問診ユビー」を導入していただき、問診票のスキャン業務や事前問診業務、電子カルテの記載業務が軽減。業務効率化に繋がったと喜びのお声をお伺いすることができました。
またこの病院様では「AI問診ユビー」の導入が全職員の意識改革に繋がり、全ての外来業務を見直し、改善していくそうです。「AI問診ユビー」がお役に立てることはもちろんですが、導入をきっかけに病院様全体の意識改善に繋がったのは嬉しかったですね。
これは一例ですが、数多くの病院様にご紹介する中で興味を持たれない方はほとんどいません。もちろん全病院今すぐに導入と言うわけにはいきませんが、既に200施設以上の病院様でお役立て頂いておりますし、これからもより多くの病院様のお役に立てるサービスにしたいと思っています。
3.これからの意気込み
私は今後Ubie Customer Scienceの役割である「日本全国の医療機関の隅々まで圧倒的なスピードでUbieのプロダクトを届ける」を遂行するために、組織もプロダクトも改善を続けていきます。そしてUbieのミッションである「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」を達成し、世界中の誰もが適切な治療を適切なタイミングで受けられる世の中をつくりたいと本気で思っています。
個人的な理想はやっぱり待たずに診察してもらえることですね。これまで健康には恵まれ、熱さえもあまり出たことがないのですが、もし私が何か違和感を体に感じたとしても少しくらいでは病院にはいかないと思います。待つのがいやだからです(笑)
ただ、もしそれが大きな病気の前兆だとしたら、あのとき行っておけばよかったと思うのは確実です。だからこそ「病院は待つのが当然」という世の中の常識を変え、必要な時に適切な医療が受けられる世の中になってほしいです。Ubieが医療現場の当たり前になっていくのがこれから楽しみです。
そのためにはもっともっとUACで働く仲間が必要です。現職でモヤモヤを感じている方、キャリアアップしたい方、医療貢献した方、Ubieのミッションに共感頂いた方、ぜひ一度会社説明会にお越しください。
【UCSDay_オンライン説明会】
毎週水曜日19:00‐20:00にオンラインにて実施しております。
当日は会社説明の他、特定のテーマで社員のディスカッション、またリアルタイムでの質疑応答も活発に行われますので現場の生の声をお伝え出来るかと思います!
少しでもご興味お持ちいただけた方は下記フォームよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe0YKu2q_X6909knGZwsETnzZHH-StKQa12cOnklU5VEQUWYA/viewform
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