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一つの王でまとまる新生地球!弥勒の世への初めての転生|アセンションバイブル日月神示

弥勒の世へ移行する、九分九厘と一厘の、大峠について。いざという時、2分の間に行われるというグレンについて前の記事で書きました。大峠を超し、目覚めた弥勒の世はどんな世なのでしょう?
今回も勝手流で解釈。どう感じるかは、読んでくださる方のお心のままに。

弥勒の世は、1つの王でまとまると書かれています。王とはどのような王なのでしょう。ここを感じることで、これまでの地球(ビフォー)とアセンションした地球(アフター=弥勒の世)の決定的な違いを垣間見ることができます。

世界一つに丸めて一つの王で治めるのじゃぞ

光の巻|第七帖より

王は天界・幽界・現界の3つの横糸を、1つの真理で貫くことを示してます。それぞれ独立した3つの界層(ー・ー・ーである三)を、1つで貫く(|)と「王」という形が現われます。*天界=神、現界=人

現在地球には、いろいろな王がいます。国王であったり、権力を束ねた王であったり、教祖であったり、自分の国の宗教の唯一神が沢山いたりするわけです。

神国の王は天地の王ざぞ、外国の王は人の王ざぞ。人の王では長う続かんのぢゃ

十八の巻|第十一帖より

弥勒の世では天が王。

これまでは1+1+1=3だったものから、1+1+1=1へ。

立て替え立て直しでは、現界のグレンばかりがクローズアップされがちですが、実は天界・幽界・現界の3つの大立て替えが行われるのだそうです。その最終形態は、現界の人間界に集約。弥勒の世となり1つの王でまとめられる。大峠は「王統消(おうとうけ)す」とも書かれており、これまでの王の概念は消えさるのでしょう。

ところで出口王仁三郎氏によると、天界で行われたこと(型出し)は幽界に転写し、さらに現界に転写するそうです。つまり現界は、天界と幽界の、2回分を受け取るというのです。天の文字を分解すると、二+人。意味深。

世の乱れは、最初に天界で地球創成神(国常立大神)の締め出しが行われたことがはじまりと言われます。そのため神々の働きが弱まり、悪神邪神が入り込む今の世となったのだと。

神示には悪の3大将(邪鬼(じゃき)・大蛇(おろち)・四ツ足)が登場します。『邪鬼には二本の角、大蛇は八ツ頭・八ツ尾、四ツ足は金毛(きんもう)であるから気付けておくぞ*~日月神示』。

これで世は乱れ、本来は霊主体従だったのが、肉主霊従の今の在り方へ。自我によって真我が抑えつけられている格好です。魔の仕組に魅入られた人間は、いろいろなものをはき違え、神の心を忘れ、本来の姿を忘れてしまい、自ら因縁(めぐり)を生む身魂となってしまったというのですね。

乱れは、国際社会、国の体制、政治、人の在り方へと、マクロからミクロへ転写します。世界にあることは、自分の心の中にあることです。すっかり逆さまになってしまった世をグレンと元に戻す。改心するのは人ばかりでなく、靈人、守護神、悪の大将ふくむ神々様全体といいます。

悪神と言うと善悪の戦いやジャッジが思い浮びがちですが、それらは働きの一つ。悪の悪の御用、悪の善の御用、善の善の御用、善の悪の御用の4つの働きがあって、この世は成り立っているというのです。

人は敵を外に求めがちですが、むしろそれらは己の中に清濁混合すると考えるべきでしょう。競争、差別、搾取、利益、争奪、攻撃、批判、管理、支配、保身、欺し、裏切りなどなど悪の3大将が象徴するものが、心の中に芽生えたことがない人はいるでしょうか?

世界中の洗濯ざから、いらぬものが無くなるまでは、終らぬ道理が分らぬか。臣民同士のいくさでない、カミと神、アカとあか、ヒトと人、ニクと肉、タマと魂のいくさぞ。己の心を見よ、戦が済んでいないであろ、それで戦が済むと思うてゐるとは、あきれたものぞ、早く掃除せぬと間に合わん、何より掃除が第一。

上つ巻|第1帖より

弥勒の世は神のフィールドが地上に降りてくるというのか、地上が神のフィールドに統合するというのか。どちらにせよこれにより、現界の運用システムは変わります。

例えば令和以前はスーパーコンピューターだったのが、令和にはいって量子コンピューターになりました。これにより計算方法が、劇的に変わりました。

量子コンピューターは、計算じゃなく預言!スーパーコンピューターは膨大な計算をしますが、量子コンピューターは量子の予測する性質を使って、結果を予測するのだそうです。これで以前は数日かかっていた計算が、数時間で出来るようになっている事実。

フィールドの運用システムが変わるとは、これと似たようなイメージ。人智を超えた、しかし元からあった、深い深い神の原理が世界のマトリクス(コンピューターに例えるならOS)になるのでしょう。

太陽は十の星を従へるぞ、原子も同様であるぞ。物質が変るのであるぞ、人民の学問や智では判らん事であるから早う改心第一ぞ

至恩の巻|第16帖より

このこと判れば来るべき世界が、半靈半物、四次元の高度の、影ないうれしうれしの世であるから、人民も浄化行せねばならん、今迄のような物質でない物質の世となるのであるぞ。

五十黙示録|第三巻|星座之巻|第12帖

原爆も水爆もビクともしない肉体となれるのであるぞ、今の物質でつくった何物にも影響されない新しき生命が生れつつあるのぞ。岩戸ひらきとはこのことであるぞ、少し位は人民つらいであろうなれど勇んでやりて下されよ、大弥栄の仕組。

五十黙示録|第七巻|五葉の巻|第16帖より

想像してみてください。3つの界が、統合して1つにまとまる様を。ビフォーとアフターは、サナギが蝶にメタモルフォーゼしたような異次元フィールド。そんな神の量子システムの変更が、今度の「王」という考えです。

人類は、そんな世界へアセンションするのですね。

なので王とは誰?と聞かれれば、私なら創造の意志の働きと答えます。それに呼び名をつけると創造神になるのだと思ってます。

肝心なのは、そんな神のOSをインストールできる身体と魂へのアップデートだと思います。日月神示ではミタマのことを身魂と書くのは、身体がポイントだから。

一般的にミタマは御霊と書きます。御霊は魂。普通は死ぬと身体は滅び、魂は次ぎの転生の計画をたて、生まれ変わる時には新しい身体を得るところ。今度はそうじゃない。身体と魂同時!生きながらの転生です。しかも転生フィールドは、これまでの物理と違うというのですから、新しい物理に耐えうる身体に実装!

ちまたでも、肉体は炭素からケイ素化する、なんて聞きませんか?ケイ素は地球では水晶です。身体の部位で最もケイ素が多いところは、目と胸腺。曇りのない水晶の目を持ち、クリスタル化したハートは8番目のアセンションチャクラでと言われるサイムスチャクラへと。そんな想像へと繋がります。他にも血管、脳、髪。ボディの変化はオーラの変化。人の身体自体が、エネルギー的にも物理的にもDNA的にも変化するのでしょう。

弥勒の世への実装ボディは、ガラケーにスマホのOSはインストールしようがないのに似てる。

この身体のアップデートは、魂を磨く自力によって、天の他力を受け取る総合力。魂を磨くと、磨かれた己の鏡に神が映ってくるのだそうです。それによりだんだんいろんなものがハッキリ分かるようになると。リアルに鏡を磨くには研磨剤を用いますが、身魂磨きでは悪の御用がそれにあたることも見逃せません。

清濁混合するから神を映せる。これは日月神示を読む最大のカギです。悪を排除する!んじゃないんですね。それって自分(人類)の一部だから。自分排除されたらイヤでしょう?悪を排除しないのは自分を愛してないとできないんです。悪は抱き参らせる。愛で出来てないことは1つもないってことに覚醒するから弥勒の世じゃないですか。この愛、神、綺麗事じゃないですよ。

外に敵を求めて、あ~だこ~だ言う暇があれば、己の姿を鏡に写し磨かれて生きよと。この仕組を肚で汲み取りたいものです。仕組を掴めば、生き方に迷わなくなるんです。何が起こっても、何をどうすれば良いかを、志の灯台に照らして決めれる。そんな心強い味方が日月神示です。

天地の先祖、元の神の天詞(てんし)様が王の王と現はれなさるぞ、王の王はタマで御現はれなされるのざぞ。

さて。王と同じく神示に頻繁に登場する言葉があります。それは「てんし様」。てんし様とは一体どなたなのでしょう?次ぎで迫ります。

ここまでお読みいただき有り難うございます。



アセンションバイブル|はじめての日月神示、について書いています。
目次をリンクにまとめてます。
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宇宙ゆみこ
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